NURO光の工事は2回|宅内・屋外の内容と、開通までの期間・工事費・賃貸の承諾

NURO光の開通工事は、戸建てと39戸以下の集合住宅では「宅内工事」と「屋外工事」の2回に分かれています。
2回とも立ち会いが必要で、1回目から2回目の予約ができるまで30日程度かかる場合があります。
一方、40戸以上でNUROの設備が入っている集合住宅は、宅内工事の1回で開通します。
工事の中身、所要時間、開通までの期間、工事費、賃貸で必要な承諾と穴あけの範囲を、公式の案内をもとに整理します。

本記事の情報は2026年9月時点のものです。工事の流れ・料金・特典は変更される場合があります。最新情報はNURO光の公式サイトでご確認ください。

NURO光の工事が2回あると聞きました。平日は仕事があるので、2回とも土日にしたいです。追加の費用はかかりますか?

相談員

相談員

土日祝日の追加費用がかかるのは1回目の宅内工事だけです。NURO光(H)の宅内工事を土日祝日にすると3,850円(税込)かかりますが、2回目の屋外工事は土日祝日でも追加費用がかかりません。どちらか1回だけ平日に休めるなら、宅内工事を平日にして屋外工事を土日にするのが、費用のかからない組み合わせです。

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工事の回数は建物で決まる

NURO光の工事の回数は、申し込む人が選ぶものではありません。
住所と建物の情報から、申し込めるプランが自動で判定され、プランごとに工事の方法が決まっています(出典:NURO光「料金・スペック(マンション)」)。

建物 プラン 工事 開通までの目安
戸建て NURO 光(H)・10ギガ(H) 宅内工事+屋外工事の2回 1〜2か月程度
集合住宅(39戸以下) NURO 光(H)・10ギガ(H) 宅内工事+屋外工事の2回 1〜3か月程度
集合住宅(40戸以上) NURO 光(M)・10ギガ(M) 宅内工事の1回 最短1〜2週間

開通までの目安は、公式の「ご利用までの流れ」に書かれている期間です(2026年9月時点)(出典:NURO光「ご利用までの流れ(戸建て)」/NURO光「ご利用までの流れ(マンション)」)。
中国エリアと東北エリアは、工事の状況によってさらに1〜2か月かかる場合があると案内されています。
(H)と(M)のどちらでも、基本的なサービスの内容に違いはないとされています。
ただし(M)プランでも、建物に入っている設備によっては複数回の工事が必要な場合があると注意書きがあります。
通常プランの通信速度は下り最大2.5Gbps、10ギガプランは下り最大10Gbpsです。

40戸以上の集合住宅でも、NUROの設備がまだ入っていない建物では、先に設備導入の「エントリー」が必要です。
管理会社への要望書の提出、現地調査、設備導入工事を経てから申し込みになるため、導入を約束するものではないと書かれています。
そもそも住所がエリア内かどうかの調べ方は NURO光のエリア確認方法 にまとめています。

1回目:宅内工事でやること

宅内工事は、家の中から外壁までの設備を取り付ける工事です。
公式のよくある質問では、戸建てと1〜2階建ての集合住宅の場合、次の5つの作業が挙げられています(出典:NURO光 サポート「申し込みから開通までの流れ・目安が知りたい」)。

STEP
外壁に光キャビネットを取り付ける

光キャビネットは、建物の外壁に付ける光回線の設備です。
引き込み口の近くまで光ケーブルを固定します。

STEP
入線口へ光ケーブルを通す

入線には、エアコンのダクトや電話線などの既存の配管を使います。

STEP
宅内へ光ケーブルを引き込む

建物の構造によっては、壁の穴あけが必要な場合があります。

STEP
光コンセントを取り付ける

使った入線口によって、取り付ける光コンセントの種類が変わります。

STEP
ONU(Wi-Fiルーター)を置く

置き場所は、工事担当者と相談して決めます。

3階建て以上の集合住宅では、建物内の集線設備(MDF)から既存の配管を使って部屋まで光ケーブルを通し、室内にONUを置く流れになります。
立ち会いは、ONUの設置場所を決められる人、またはその人と連絡が取れる人であれば、家族や友人でもよいとされています。
置き場所はWi-Fiの届き方に関わるので、ふだん使う部屋との位置関係を考えておくと当日迷いません。

2回目:屋外工事でやること

屋外工事は、近くの電柱から、1回目で付けた光キャビネットまで光ケーブルを引き込む工事です。
戸建てと1〜2階建ての集合住宅では、電柱からの引き込み、外壁への固定、光キャビネット内での接続の3つが作業です。
3階建て以上の集合住宅では、電柱から既存の引き込み口を通してMDFまで引き込み、MDFの中で接続します。

見落としやすいのは、屋外工事にも立ち会いが必要な点です。
公式には、許可なく敷地内に入れないためで、作業を見ている必要はないものの、作業車を止める場所などを相談することがあると説明されています。
また、2階建て以下の場合、屋外工事のあとにホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を自分で設置する場合があるとされ、機器をつながなくても利用料金は発生すると注意書きがあります(出典:NURO光「ご利用までの流れ(戸建て)」)。

1回の工事時間と、訪問の時間帯

宅内工事・屋外工事とも、工事担当者は予約した時間帯のうちに訪問し、訪問から約1〜2時間で終わると案内されています(出典:NURO光 サポート「開通工事の訪問予定時間や所要時間を知りたい」)。
予約で選ぶのは「来る時間帯」で、開始や終了の時刻ではありません。

予約する訪問の時間帯 工事が終わる目安
午前(9時〜12時頃) 10時〜14時頃
午後(13時〜17時頃) 14時〜19時頃

午前の枠でも、終わるのが14時頃になることがあります。
午後に予定を入れる日は、余裕を持たせておくと安心です。
詳しい訪問時刻は案内できないとされ、工事担当者から訪問前に電話で連絡が入ります。

申し込みから開通までの日程の組み方

2回の工事がある場合、日程は次の順番で決まっていきます(出典:NURO光 サポート「申し込みから開通までの流れ・目安が知りたい」)。

段階 公式の目安
工事日調整の連絡 申し込みから1〜2日後を目途にSMSまたは電話
宅内工事日の決定 申し込みから20日程度。申し込み時に希望日を選んだ場合は3〜4日後に決定の連絡
屋外工事日の予約 準備が整い次第SMSで案内。宅内工事から予約できるまで30日程度かかる場合がある
開通 屋外工事の完了後、自分で接続設定をして利用開始

屋外工事の準備に時間がかかるケースとして、公式は7つを挙げています(出典:NURO光 サポート「開通工事・屋外工事のご予約までにお時間をいただくケース」)。
電柱が遠く配線ルートの確保が必要な場合、国道・私道や電柱を地中化しているエリアで道路の申請が必要な場合、河川や鉄道の近くを通る場合、集合住宅のMDFに空きがない場合、他社の電柱を通る場合、近隣の人の承諾が必要な場合、電柱の高さが足りない場合です。
このとき問い合わせても具体的な開通の目途は伝えられないとされているので、引っ越しの予定がある人は、目安より長くかかる前提で動くほうが確実です。

開通まで待つあいだの手段として、NURO光は申し込み者向けにレンタルWi-Fiを用意しています。
今の回線を先に止めない進め方は ネットが使えない期間を作らない進め方、光回線とモバイルWi-Fiの違いは 光回線とポケットWiFiの違い にまとめています。
回線を問わない工事の全体像は 光回線の工事内容・期間・流れ で整理しています。

関東の戸建ては、2回の工事を1日にまとめられる

公式の追加工事のページには、関東エリアの戸建て住宅に限り、宅内工事と屋外工事を同じ日に行う有償のメニュー(5,500円・税込)が載っています(2026年9月時点)(出典:NURO光「NURO 光 の追加工事」)。
申し込み画面で「宅内工事・開通工事同時希望」にチェックを入れる方式で、電話で申し込む場合は口頭で伝えます。

立ち会いの日を2日取るのが難しい人には、選択肢になります。
ただし、住まいの環境によっては同日にできない場合があること、設備の関係で屋外工事が不要だった場合も5,500円はかかることが注意書きにあります。
対象は公式ページで「2Gプランのみ」と書かれているので、10ギガプランを申し込む場合は使えるかを申し込み前に確かめてください。

相談員

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土日祝日の工事費と比べてみると分かりやすいです。宅内工事を土日祝日にすると3,850円、屋外工事は土日祝日でも0円です。平日に1日休めるなら「宅内は平日、屋外は土日」で追加費用はかかりません。休めるのが土日1日だけの関東の戸建てなら、同日工事の5,500円で1日にまとめる、という比べ方になります。

工事費と、途中で解約したときの扱い

NURO光の工事にかかる費用は次のとおりです(2026年9月時点・税込)(出典:NURO光「料金・スペック(戸建て)」/NURO光 サポート「工事費の割引があるか知りたい」)。

費用 金額 扱い
基本工事費 55,000円(戸建て・マンション共通) 36回の分割(初回1,555円、2〜36回目1,527円)。同じ額が毎月割り引かれ、36か月使うと実質無料
契約事務手数料 6,050円 工事費とは別に発生
棟設備利用手数料 11,000円 (M)プランのみ。12回の分割で、同じ額が割り引かれる
土日祝日工事費 3,850円 NURO 光(H)・10ギガ(H)の宅内工事を土日祝日にする場合。屋外工事はかからない

実質無料は、毎月の割引を36回受け取りきって成り立ちます。
割引期間中に解約すると割引が終わり、工事費の残りを一括で請求すると案内されています。
一方で、利用開始月を含む2か月目の末日までに解約した場合は、基本工事費の残債と契約解除料を無償にするとされています(回線撤去を希望する場合の費用は別)。

以前NURO光を使っていた家で、解約済みの回線が残っていて一定の条件を満たす場合は、作業員が来ない「無派遣工事」になることがあります。
その場合の基本工事費は9,900円(6回の分割)で、同じ額が割り引かれます。
また、LANケーブルを別の部屋まで延ばすなど、標準にない作業は有償の追加工事です。
宅内のLANケーブル延長は1本12,430円、ONU・光コンセントの移設は15,715円、2か所目以降の穴あけは1か所2,530円などが載っています(2026年9月時点・税込)。
光回線の工事費の考え方全般は 光回線の工事費・初期費用 で整理しています。

穴あけ・ビス留めはどこに、どのくらい

NURO光の工事では、建物の構造によって穴あけやビス留めが発生します。
公式のよくある質問に、場所ごとの本数と大きさが書かれています(出典:NURO光 サポート「工事の時に、壁に穴を開ける必要があるか知りたい」)。

場所 内容 本数・大きさ
外壁(光キャビネット) 光キャビネットを固定するビス留め 3か所・3〜4mm程度
外壁(引留金具) 電柱から引き込んだ光ケーブルを固定する金具を新しく付ける場合 2〜4か所・3〜4mm程度
内壁(引き込み) 基本は既存の配管を使い、構造上どうしても無理な場合に新しく穴あけ 必要な場合のみ
内壁(光ローゼット) エアコンのダクトや穴から引き込んだ場合に付ける光コンセント 2か所・3〜4mm程度

光キャビネットは、工事担当者に「建築用の両面テープでの施工を希望」と伝えれば、ビスを使わずに固定する方法もあります。
ただし強度の関係でビス留めをすすめているとも書かれています。
外壁への穴あけを避けたい場合は、工事の当日に担当者へ伝えるよう案内されています(出典:NURO光「ご利用までの流れ(戸建て)」)。
外壁を貫通する穴あけが必要なときは、工事担当者が事前に入居者へ説明し、建物の所有者の了承を得てから作業するとされています。

なお、どこにビス留めするかは、工事の前には分からず、当日に担当者が現場で判断すると案内されています。
管理会社からビスの位置を書面で出すよう求められても、書面での対応はしていないとされています。
工事の前に光コンセントがあるかどうかの見方は 光コンセントがないときの確認と対処 にまとめています。
ただしNURO光はNTTとは別の設備を使うため、今ある光コンセントやフレッツ光の回線があっても工事は必要です。

賃貸・集合住宅は、宅内工事の1週間前までに承諾を取る

賃貸の戸建て、分譲・賃貸を問わない集合住宅では、外壁からの引き込みや共用部(MDF)の工事が必要になるため、建物の所有者か管理会社の工事承諾が要ります(出典:NURO光 サポート「工事日前に:建物関係者へのご連絡のお願い」)。
承諾を取るのは申し込んだ本人で、公式は宅内工事日の1週間前までに連絡するよう案内しています。
共用部に鍵がかかっている場合は、工事当日の開錠の手配も本人が行います。

承諾がない場合や鍵がない場合、工事はできず延期になります。
承諾に時間がかかりそうなときは、工事日の1週間前までを目途に宅内工事日を変更するよう書かれています。
承諾が得られなかった場合は、無料でキャンセルできると案内されています。

大家さんや管理会社への説明には、公式の「建物所有者さま向け工事説明書」が使えます(出典:NURO光「戸建て向け工事内容説明書」)。
説明書には、建物の所有者の費用負担はないことが書かれ、建物関係者向けの案内ページには、騒音・振動・臭気・火気が出ない工事であることも書かれています。
説明書によると、入居者が退去しても、申し出がない限り設備はそのまま残し、退去時の撤去を希望する場合の費用は入居者の負担とされています。
撤去が必要になるかどうかは NURO光の解約手続き に、賃貸で光回線を引くときの確認の順番は 賃貸物件で光回線を引く方法と注意点 にまとめています。

工事の日程が合わないときの回線の選び方

NURO光は、2回の工事と立ち会い、賃貸なら承諾の取得まで含めて、開通まで段取りが多い回線です。
入居日が迫っている、立ち会いの日が取れない、大家さんの承諾が出ない、という場合は、NTTの回線を使う光コラボや、工事のいらないホームルーターのほうが予定に合うことがあります。
NURO光の料金やセット割は NURO光の詳細 で確認できます。
引っ越しで続けて使う場合の手順は NURO光の引っ越し手続き にあります。

住まいと使い方から候補を絞るなら 30秒の回線診断 が早く、工事の日程や建物の条件もふまえて決めたいときは 無料の相談窓口 で一緒に整理できます。

よくある質問

NURO光の工事は必ず2回ですか?
戸建てと39戸以下の集合住宅(NURO 光(H))は宅内工事と屋外工事の2回です。40戸以上でNUROの設備が入っている集合住宅(NURO 光(M))は宅内工事の1回です。プランは住所と建物の情報から自動で判定されます。
1回の工事にどのくらい時間がかかりますか?
訪問後、約1〜2時間で終わると案内されています。午前(9時〜12時頃)の訪問なら10時〜14時頃、午後(13時〜17時頃)の訪問なら14時〜19時頃に終わる目安です。
立ち会いは本人でなくてもいいですか?
ONUの設置場所を決められる人、またはその人と電話で連絡が取れる人なら、家族や友人でも可能です。宅内工事・屋外工事のどちらも立ち会いが必要です。
土日に工事すると追加料金はかかりますか?
NURO 光(H)・10ギガ(H)の宅内工事を土日祝日にすると3,850円(税込)かかります。屋外工事は土日祝日でも追加費用はかかりません(2026年9月時点)。
工事費は本当に無料ですか?
基本工事費55,000円(税込)を36回に分け、同じ額を毎月割り引く仕組みです。36か月使えば実質無料ですが、途中で解約すると割引が終わり、残りを一括で請求されます。
フレッツ光の光コンセントがあれば工事は不要ですか?
不要にはなりません。NURO光は電柱から新しく回線を引き込むため、工事が必要です。原則として、今ある他社の回線を先に撤去しておく必要はないと案内されています。
賃貸で大家さんの承諾が取れなかったらどうなりますか?
承諾がないと工事はできません。承諾が得られなかった場合は無料でキャンセルできると案内されています。承諾に時間がかかる場合は、工事日の1週間前までを目途に宅内工事日を変更します。

まとめ

NURO光の工事は、戸建てと39戸以下の集合住宅では宅内工事と屋外工事の2回、40戸以上でNUROの設備がある集合住宅では宅内工事の1回です。
1回あたりは訪問から約1〜2時間で、2回とも立ち会いが必要です。
宅内工事から屋外工事の予約までは30日程度かかる場合があり、開通までの目安は戸建てで1〜2か月程度、39戸以下の集合住宅で1〜3か月程度です。
土日祝日の追加費用3,850円がかかるのは宅内工事だけで、関東の戸建てなら5,500円で2回を1日にまとめる方法もあります。
基本工事費55,000円は36回の割引で実質無料になる一方、途中で解約すると残りを一括で払います。
賃貸や集合住宅では、宅内工事日の1週間前までに建物の所有者か管理会社の承諾を取っておくことが、予定どおり開通させる条件です。

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監修者 小林 充

このページの監修者

小林 充(ネット回線アドバイザー)

株式会社ClassLab. 監修者について

出典・参考(公式情報)