光回線の工事内容・期間・流れをやさしく解説

光回線を申し込むと、多くの場合「開通工事」が必要です。「どんな作業をするの?」「どのくらい時間がかかる?」「立ち会いは必要?」——。はじめてだと不安なポイントを、戸建てとマンションの違いも含めてやさしく解説します。引っ越しに合わせて使い始めたい方は、工事のスケジュール感を早めにつかんでおきましょう。工事の内容や期間は、戸建てかマンションか、建物の設備がどうなっているかによって変わります。全体の流れを知っておけば、当日になって慌てることも、開通が予定に間に合わないといった失敗も避けやすくなります。

本記事の情報は2026年8月時点のものです。料金・キャンペーンは変更される場合があります。最新情報は各回線事業者の公式サイトでご確認ください。

工事って大がかりで時間がかかりそう…引っ越しに間に合うか心配です。

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当日の作業自体は1〜2時間ほどで終わることが多いので、身構えるほどではありません。ただ申し込みから開通までは2週間〜1ヶ月が目安のため、使い始めたい日から逆算して早めに動くと安心ですよ。

光回線の開通工事とは(全体の流れ)

申し込みから使えるようになるまでは、おおむね次の流れで進みます(出典:NTT西日本 チエネッタ「光回線の工事内容とは」)。

  1. 申し込み:回線とプロバイダを決めて契約します。
  2. 工事日の調整:希望日を伝えて工事日を決めます。繁忙期は早めの予約が安心です。
  3. 引き込み工事:屋外から自宅へ光ファイバーを引き込みます。
  4. 宅内の設置:光コンセントやONU(光回線終端装置)などの機器を設置します。
  5. 開通確認:接続して通信できることを確認すれば完了です。
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戸建ての工事内容

戸建てでは、住宅近くの電柱から光ケーブルを住宅へ引き込みます。引き込みは、電話用の配管やエアコンのダクトを利用する場合が多いですが、住宅の状況によっては壁に小さな穴(約10mm)を空けて引き込むこともあります。その後、室内に光コンセントを設置し、ONUやホームゲートウェイ(HGW)と接続します(出典:NTT東日本「戸建ての導入工事と配線について」)。

マンション・アパートの工事内容

集合住宅では、電柱から建物の共用スペースまで光ケーブルを引き込み、そこから各部屋へ配線します。工事当日は共用スペース(MDF室など)での作業が必要になるため、施錠されている場合は管理会社や家主への連絡・開錠の手配が必要です(出典:NTT東日本「集合住宅の導入工事と配線方式について」)。

マンションでは、建物に導入されている「配線方式」によって、出やすい速度が変わります

配線方式 各部屋までの配線 速度の傾向
光配線方式 各部屋まで光ファイバー 速度が出やすい
VDSL方式 各部屋まで電話回線(メタル) 光配線より控えめ
LAN方式 各部屋までLANケーブル 建物の設備による
相談員

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マンションで速度が思ったより出ないときは、この配線方式が原因のことがよくあります。契約前に建物がどの方式かを管理会社などに確認しておくと、開通後にがっかりせずに済みます。

知っておきたいポイント

同じマンションでも、配線方式によって体感速度が変わります。また、申し込みが集中する3〜4月の引っ越しシーズンは、開通まで1ヶ月以上かかることもあります。使い始めたい時期が決まっているなら、早めの申し込みが安心です。

工事にかかる期間

申し込みから開通までは、おおむね2週間〜1ヶ月が目安です。ただし、引っ越しが多い3〜4月などの繁忙期は、1ヶ月以上かかることもあります(出典:NTT東日本「フレッツ光 開通工事の流れ(戸建て向け)」)。引っ越し当日からインターネットを使いたい場合は、逆算して早めに申し込みましょう。

工事費・立ち会いについて

開通工事は、原則として契約者の立ち会いが必要なことが多いです。工事費はサービスやキャンペーンによって異なり、実質的に負担が軽くなるキャンペーンが用意されている場合もあります。工事費を含めた総額の比較は、料金の仕組みを理解しておくと判断しやすくなります(実質月額・料金の仕組み を参照)。

工事日の予約と繁忙期の注意

工事は、申し込み後に日程を調整して行います。引っ越しの多い3〜4月や連休前後は予約が混み合い、希望日が取りにくくなります。使い始めたい日が決まっているなら、その日から逆算して早めに申し込むのが基本です。どうしても開通が間に合わないときは、つなぎとして工事不要のホームルーターを一時的に使う方法もあります。引っ越しと同時に使い始めたい場合の段取りは、引っ越し時の手続きガイドでも解説しています。

工事当日に準備しておくこと

  • 立ち会いの人:屋内作業と動作確認があるため、原則として契約者または家族の立ち会いが必要です。
  • 設置場所の確保:光コンセントやONUを置く場所と、近くのコンセントの空きを用意しておくと作業がスムーズです。
  • 管理会社・家主への連絡:賃貸や集合住宅では、共用部での作業や壁への配線について、事前に許可を得ておきます。

当日の作業時間は状況によりますが、引き込みから設定確認まで1〜2時間程度を見ておくと安心です。配線の経路や設置場所に希望があれば、作業前に担当者へ伝えておきましょう。

退去・解約時の「撤去工事」について

開通工事だけでなく、引っ越しや解約のときに「撤去工事」が必要になる場合があります。賃貸住宅では、退去時に引き込んだ設備をどうするか(残すか・撤去するか)を、契約や管理会社の方針に合わせて確認しておきましょう。

  • 撤去が必要かは物件・回線による:そのまま残してよい場合もあれば、原状回復として撤去を求められる場合もあります。
  • 費用の有無を確認する:撤去工事に費用がかかるかは回線事業者によって異なります。

引っ越しのタイミングで乗り換えや解約を考えているなら、開通と撤去の両方の段取りを早めに把握しておくと、余計な費用や手間を避けられます。

よくある質問

工事に立ち会いは必要?
屋内での機器設置や動作確認があるため、原則として立ち会いが必要なことが多いです。詳細は申し込み先の案内で確認してください。
工事なしで使えることはある?
以前に光回線を使っていて設備が残っている場合などは、工事が簡略化されることがあります。また、転用・事業者変更による乗り換えは原則工事不要です(乗り換え手順 を参照)。
賃貸でも工事できる?
壁に穴を空ける可能性などがあるため、賃貸では事前に管理会社や家主の許可が必要です。マンションの選び方は マンションの光回線 をご覧ください。

まとめ

光回線の開通工事は、屋外から光ファイバーを引き込み、室内に光コンセントやONUを設置する作業です。戸建てとマンションで内容が異なり、特にマンションは配線方式によって出やすい速度が変わります。申し込みから開通までは2週間〜1ヶ月が目安で、引っ越しシーズンはさらに時間がかかることもあります。

使い始めたい時期が決まっているなら、早めの申し込みと、立ち会いや許可の確認を進めておくと安心です。進め方に迷ったら、特定の回線に偏らない窓口で相談してみてください。建物のタイプや引っ越しの予定を伝えれば、工事のスケジュールや、間に合わないときの代わりの手段まで含めて、無理のない段取りを一緒に考えられます。

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監修者 小林 充

このページの監修者

小林 充(ネット回線アドバイザー)

株式会社ClassLab. 監修者について

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