接続トラブルの切り分け手順|BIGLOBE光はNTTの障害情報もあわせて確認する

BIGLOBE光でインターネットが急に使えなくなったとき、ビッグローブの公式サポートでは「障害・メンテナンス情報の確認 → 機器の再起動 → 配線の確認」の順番で案内しています。
最初の障害情報の確認で見落としやすいのが、BIGLOBEの情報だけでなく、NTT東日本・西日本の障害情報もあわせて見る必要がある点です。
BIGLOBE光はNTT東日本・西日本の光回線を使うサービスのため、回線の設備側で起きたことはNTTの情報として出ます。
確認先と、再起動の順番、ランプの見方を整理します。
昨日の夜からインターネットにつながりません。BIGLOBE光を使っています。BIGLOBEの障害情報を見たのですが、自分の地域のことは何も出ていませんでした。機器の故障でしょうか。
相談員
故障と決める前に、もう1か所見てください。BIGLOBEの「運用/障害情報」のページには、「BIGLOBE以外の障害情報」という欄があり、BIGLOBE光ならNTT東日本かNTT西日本の光回線の障害情報へ進めます。BIGLOBE光はNTTの光回線を使っているので、回線の設備で起きた障害はNTT側に出ることがあります。両方とも何も出ていなければ、次は機器の再起動です。
確認は「障害情報 → 再起動 → 配線」の順番
それまで使えていたBIGLOBE光で、インターネットに急につながらなくなった場合、ビッグローブ株式会社の会員サポートでは次の順番で確認するよう案内しています(出典:BIGLOBE会員サポート「BIGLOBE光 急にインターネットにつながらなくなった」)。
住んでいる地域で通信障害や工事が起きていないかを見ます。
先に電源やケーブルの抜け・緩み・破損がないかを見てから、決まった順番で電源を入れ直します。
ケーブルが正しい差込口に挿さっているかを確かめ、両端を抜き差しします。
これで改善しない場合に、機器のランプ・初期化・支払い状況の確認と進み、最後に問い合わせになります。
なお、はじめてBIGLOBE光を使う(接続設定をする)場合は、この手順ではなく接続設定の専用ページを見るよう案内されています。
自宅側か回線側かを切り分ける考え方は 光回線の通信障害の確認方法 に、回線を問わない共通の対処は 光回線がつながらないときの対処法 にまとめています。
障害情報はBIGLOBEとNTTの2か所を見る
BIGLOBEの「運用/障害情報」のページは、「BIGLOBEの障害・臨時メンテナンス情報」と「BIGLOBE以外の障害情報」を合わせて確認する作りになっています(出典:BIGLOBE会員サポート「運用/障害情報」)。
| 見るところ | BIGLOBE光で選ぶ項目 | 分かること |
|---|---|---|
| BIGLOBEの障害・臨時メンテナンス情報 | 「現在発生中の障害・臨時メンテナンス」または接続サービスの「光回線」 | BIGLOBEの接続サービスで起きている障害・臨時メンテナンス |
| BIGLOBE以外の障害情報 | 「BIGLOBE光/フレッツ光/ドコモ光」のNTT東日本地域またはNTT西日本地域の「光回線」 | NTT東日本・西日本が提供する光回線の設備の障害 |
BIGLOBE光は、NTT東日本・西日本の光回線とBIGLOBEの接続サービスを組み合わせた光コラボです。
そのため、BIGLOBEの接続サービスには何も起きていなくても、NTTの光回線の設備で障害が起きていればつながりません。
「BIGLOBE以外の障害情報」の欄にも、BIGLOBE光の名前が入った項目があります。
住んでいる地域が東日本か西日本かで選ぶ項目が変わるので、自分の地域の方を開いてください。光電話や光テレビを使っている場合は、それぞれの項目もあります。
計画的な工事は、障害情報とは別の「メンテナンス情報」のページに出ます。
夜間などに決まった時間だけつながらない場合は、こちらも確認してください。
光回線の設備と接続サービスの関係は、ONUとは?ルーターとの違い を読むとつかみやすくなります。
再起動は「端末 → ルーター → 壁の機器」の順に切る
障害情報に何も出ていなければ、次は機器の再起動です。
公式の手順は、電源を切る順番と入れる順番が決まっています。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 0. 先に見ること | 電源やケーブルの抜け・緩み・破損がないか |
| 1. 電源を切る | ①パソコンやスマートフォンの電源を落とす → ②ルーターなどの電源を抜く → ③ONU・ホームゲートウェイなど壁につながっている機器の電源コードを抜く |
| 2. 待つ | 30秒 |
| 3. 電源を入れる | 壁につながっている機器から順に電源を入れる |
| 4. 待つ | 再起動後、3分ほどたってからネットにつなぐ |
押さえておきたいのは2点です。
1つめは、壁につながっている機器(ONUやホームゲートウェイ)まで電源を入れ直すことです。ルーターだけの再起動では、回線の側の機器は入れ直せていません。
2つめは、入れ直したあと3分ほど待つことです。機器が回線とつながり直すまで時間がかかるため、電源を入れてすぐにつながらなくても、少し待ってから確かめます。
再起動しても改善しない場合は、別のスマホやパソコンでWi-Fiにつながるか、パソコンなら有線でつながるかを試すよう案内されています。
ほかの端末ではつながるなら、原因はつながらない端末の側にある可能性が高くなります。
光電話を使っているなら、Wi-Fiルーターのモードを確認する
配線の確認のなかで、公式が【ヒント】として挙げているのがWi-Fiルーターのモードです。
光電話を使っていて、NTTの光電話対応ルーター(ホームゲートウェイ)に、BIGLOBE提供の接続機器(無線LAN付き)や市販のIPv6オプション対応ルーターなどのWi-Fiルーターをつないでいる場合は、Wi-FiルーターのモードをBR(ブリッジ)モードかAP(アクセスポイント)モードにします。
RT(ルーター)モードでは正しく動作しないと案内されています。
ホームゲートウェイがルーターの役割をしている構成では、その後ろのWi-Fiルーターはルーターとしてではなく、Wi-Fiを出す役割に切り替えて使う、ということです。
Wi-Fiルーターを買い替えた、初期化した、といったあとに急につながらなくなった場合は、ここを疑ってみてください。
BIGLOBEの接続機器(無線LAN付き)は、背面のスイッチでモードを切り替えられます。市販のルーターは、メーカーの取扱説明書で切り替え方を確認します。
相談員
家にある機器のどれがホームゲートウェイか分からない、という方も多いと思います。BIGLOBEの案内では、本体に「PPP」の文字がある機器が光電話対応ルーター(ホームゲートウェイ)、ない機器がONUやVDSLモデムという見分け方をしています。次のランプの確認でも、この見分け方を使います。
ランプは「PPP」の文字がある機器かどうかで見る場所が違う
再起動と配線の確認で改善しない場合は、機器のランプを確認します。
赤色で点灯しているランプがある場合は、エラーが起きている可能性があると案内されています。エラー状態の例は次のとおりです。
| 機器 | エラー状態の例 |
|---|---|
| ONU/VDSLモデム(「PPP」の文字がない機器) | 「AUTH(認証)」ランプが消えている、「POWER/FAIL(電源)」ランプが消えているか赤く点灯している |
| 光電話対応ルーター(ホームゲートウェイ)(「PPP」の文字がある機器) | 「電源」ランプか「ACT」ランプが消えている、「アラーム」ランプが赤く点灯している |
この見分け方は、BIGLOBE光のファミリー10ギガタイプ・マンション10ギガタイプは対象外です。
ランプに問題がなければ、機器の初期化も改善の手段として挙げられています。ただし初期化すると設定がすべて消えて工場出荷時の状態に戻り、接続設定などをやり直す必要が出ることがあります。
見落としやすい確認項目として、BIGLOBEの利用料金の支払い状況もあります。
支払いが確認できない場合、BIGLOBEのサービスの利用が一時停止されることがあると案内されています。
カードの有効期限が切れていた、口座の残高が足りなかった、といった心当たりがあれば、会員サポートで未払いがないかを確認してください。
他社から乗り換えた直後につながらない場合
事業者変更や転用で他社からBIGLOBE光に乗り換えた直後は、別の原因が考えられます。
乗り換え前のプロバイダでIPv6サービスを使っていた場合、BIGLOBEの開通工事と同時にBIGLOBEのIPv6サービス「IPv6オプション」を使えないことがあります(出典:BIGLOBE会員サポート「BIGLOBE光 他社のIPv6サービスから乗り換えたらつながらない(事業者変更/回線転用)」)。
この場合は、BIGLOBEの回線工事日以降に、乗り換え前のプロバイダへIPv6サービスの廃止手続きをします。
廃止されると、BIGLOBEの「IPv6オプション」が使えるようになります。
切り替えのときに一時的にインターネットが使えない期間が出ることも案内されています。
乗り換えのときに前のプロバイダの手続きが1つ残っている、という状態です。
乗り換えの予定があるなら、前のプロバイダでIPv6サービスを使っているかどうかを先に確かめておくと慌てずに済みます。IPv6の仕組みは IPv6とは、事業者変更の流れは 事業者変更の手続き にまとめています。
問い合わせる前にそろえておくこと
ここまで試しても改善しない場合は、BIGLOBEのテクニカルサポートデスクへの問い合わせになります。
公式には、問い合わせの前に機器の再起動を試したかとランプが赤く点灯しているかの2点を確認するよう案内されています。
また、機器の状態を聞かれるため、自宅の回線の設置場所(機器のそば)から電話することが勧められています。
- BIGLOBEとNTTの障害情報を両方確認したか
- 再起動を順番どおりに行い、3分ほど待ったか
- どの機器の、どのランプが、どの状態か(消灯・赤点灯など)
- 別の端末や有線ではつながるか
技術的な問い合わせの対象は、NTTのレンタル機器(ホームゲートウェイ・ONU・VDSLモデム)、無線LANカード、BIGLOBEがレンタルしている無線LANルーターです。
自分で用意した市販のルーターは、メーカーのサポート窓口への問い合わせを案内される場合があります。
不安定な状態が続くときは
障害でも機器の故障でもないのに、時間帯によって遅くなったり途切れたりする場合は、建物の設備や配線方式、Wi-Fiの環境が影響していることがあります。
まず速度を測って数字にすると判断しやすくなります。測り方は 回線速度の測り方 に、遅いときの原因の切り分けは 光回線が遅い原因と対処法 にまとめています。
BIGLOBE光の料金やセット割などの内容は BIGLOBE光の詳細 にまとめています。
使い方や住まいが変わって回線そのものを見直したいときは、30秒の回線診断 で候補を出すか、無料の相談窓口 で状況を聞かせてください。
よくある質問
まとめ
BIGLOBE光でインターネットに急につながらなくなったら、障害情報 → 再起動 → 配線の順に確認します。
障害情報は、BIGLOBEの情報に加えて「BIGLOBE以外の障害情報」からNTT東日本・西日本の光回線の情報も見ます。
再起動は端末 → ルーター → 壁につながっている機器の順に切り、30秒待って壁側から入れ、3分ほど待ってからつなぎます。
光電話を使っているならWi-FiルーターをBRかAPモードに、「PPP」の文字でホームゲートウェイを見分けてランプを確認します。
乗り換え直後なら、前のプロバイダのIPv6サービスの廃止手続きが残っていないかを確かめてください。
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