楽天ひかりの引っ越し手続き|移転工事費は3段階、住所変更は工事後にもう一度

楽天ひかりの引っ越しでかかる移転工事費は、屋内配線の有無と派遣工事の要否で3段階に分かれます。いちばん安い場合と高い場合では18,700円の差があります。手続きの流れにも特徴があり、工事が終わったあとに自分でもう一度住所を変える作業が残ります。順に整理します。

本記事の情報は2026年9月時点のものです。料金・条件は変更される場合があります。最新情報は楽天ひかりの公式サイトでご確認ください。

楽天ひかりを引っ越し先でも使いたいのですが、工事費がいくらかかるのか分かりません。引っ越し先は同じ県内です。

相談員

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同じ県内なら同エリア扱いになります。そのうえで金額は屋内配線があるかどうか、作業員が来るかどうかで3段階です。屋内配線ありで11,000円、なしで9,900円、派遣工事が不要なら3,300円。建物にすでに設備があれば3,300円で済むこともあります。どれになるかは申し込んでみないと分かりませんが、幅は知っておいてください。

移転工事費は「エリア」と「工事の内容」で決まる

楽天ひかりの移転工事費は、引っ越し元と引っ越し先が同じエリアかどうか(NTT東日本エリア内・NTT西日本エリア内での移動か、東西をまたぐか)と、工事の内容で決まります(出典:楽天ひかり「引越しのお手続き」)。

工事の内容 同エリア内(東→東・西→西) 別エリア(東↔西)
屋内配線あり(戸建て・集合住宅) 11,000円 22,000円
屋内配線なし 9,900円 11,660円
派遣工事なし 3,300円 3,300円

表で目を引くのは2点です。1つは屋内配線ありで東西をまたぐと11,000円が22,000円になること。もう1つは派遣工事なしなら東西どちらでも3,300円で変わらないことです。

派遣工事なしというのは、引っ越し先の建物にすでに光回線の設備があり、局内の切り替えだけで済む場合を指します。この場合は距離に関係なく3,300円です。いちばん安い3,300円といちばん高い22,000円の差は18,700円で、引っ越し先の建物の状態がそのまま金額に効いてきます。

なお公式には、引っ越し先の状況や設置場所の環境によって工事期間や費用が変わること、居宅設備の都合で追加工事費が発生する場合があること、工事時間の指定や夜間・深夜および土日・休日の工事を希望する場合は別途加算・割増の工事費がかかることも案内されています。

工事費の考え方の全体像は 光回線の工事費のしくみ に、引っ越し全体の段取りは 引っ越し時の光回線の手続き にまとめています。

手続きは4つの段階に分かれる

申し込みから完了までの流れは次のとおりです。

STEPメンバーズステーションから申請する

ログイン後、「会員メニュー > 登録情報・設定変更 > 楽天ひかり 設置場所変更」から手続きします。

STEP工事受付センターからの電話で工事日を決める

楽天ひかり工事受付センターから電話で連絡があり、工事日を調整します。

STEP新居で工事を受ける

派遣工事がある場合は立ち会いが必要になります。

STEPメンバーズステーションで契約者情報を新住所に変更する

工事のあと、あらためて「ご契約者さま情報」を新しい住所へ更新します。

見落としやすいのが4番目です。最初の申請は「設置場所の変更」で、契約者情報の住所はそれとは別に自分で更新するという構成になっています。1回申し込めば住所がすべて切り替わるわけではありません。

ここを忘れると、請求書や重要なお知らせが旧住所に送られ続けることになります。工事が終わって使えるようになったら、その日のうちにもう一度メンバーズステーションを開くと決めておくのが確実です。

相談員

相談員

工事が終わってネットがつながると、それで手続きが完了したつもりになりがちです。楽天ひかりは契約者情報の住所変更が最後にもう1段残ります。開通した日にスマホからでも済ませられるので、忘れないうちにやってしまってください。

開通まで通常1か月。2〜5月はさらにかかる

開通までの期間について、公式には「通常1カ月程度かかります。また時期や地域により1カ月以上かかる場合がございます」と案内されています。とくに引越しシーズンの2月から5月は混み合い、通常より時間がかかるとされています。

ここで押さえておきたいのは、混雑期の幅が2月から5月と長めに案内されている点です。3月がピークという感覚でいると、4月や5月の引っ越しでも待たされることになります。

1か月という期間は、引っ越しの準備としてはかなり早い段階から動く必要がある長さです。引っ越し先の住所が確定した時点で申請するくらいの感覚で進めてください。つながらない期間を作らない組み立て方は ネットが使えない期間をなくす段取り に整理しています。

工事費を抑えたいときの考え方

金額の幅が大きいぶん、抑えられる余地もあります。公式の案内から読み取れるのは次の2点です。

1つは工事日の指定を欲張らないことです。時間の指定や夜間・深夜、土日・休日の工事を希望すると、別途の加算・割増がかかると案内されています。平日の日中で日程を合わせられるなら、その分は増えません。

もう1つは引っ越し先の建物に光回線の設備があるかを先に確認することです。設備があれば派遣工事なしの3,300円で済む可能性があります。物件を決める段階で管理会社に聞いておくと、この差を判断材料にできます。確認の進め方は アパートの光回線の選び方 に、エリアと建物の調べ方は 光回線の提供エリアの調べ方 にまとめています。

続けるか、乗り換えるかの判断

引っ越しは契約を見直すタイミングでもあります。楽天ひかりを続ける場合は上記の移転工事費がかかり、別の回線に乗り換える場合は契約期間の途中なら解約金がかかる可能性があります。

乗り換え先によっては、他社の解約費用を負担するキャンペーンを行っていることもあります。移転工事費と、乗り換えた場合の負担を並べて比べると判断がしやすくなります。解約する場合の費用は 楽天ひかりの解約手続き に、負担キャンペーンの考え方は 光回線の違約金と負担キャンペーン にまとめています。

住まいと使い方から候補を絞るなら 30秒の回線診断 が早いです。工事費の残債がある場合の考え方は 工事費残債の調べ方と、乗り換え時の精算 をご覧ください。

よくある質問

移転工事費はいくらですか?
同エリア内は屋内配線ありで11,000円、屋内配線なしで9,900円、派遣工事なしで3,300円です。東西をまたぐ場合は屋内配線ありで22,000円、屋内配線なしで11,660円、派遣工事なしは3,300円です。
東西をまたぐと高くなりますか?
屋内配線ありの場合は11,000円から22,000円になります。ただし派遣工事なしであれば、東西どちらでも3,300円で変わりません。
手続きはどこからしますか?
メンバーズステーションにログインし、「会員メニュー > 登録情報・設定変更 > 楽天ひかり 設置場所変更」から申請します。
申請すれば住所はすべて切り替わりますか?
切り替わりません。工事のあとに、あらためてメンバーズステーションで「ご契約者さま情報」を新住所に変更する必要があります。
開通までどのくらいかかりますか?
通常1カ月程度で、時期や地域により1カ月以上かかる場合があると案内されています。引越しシーズンの2月から5月はとくに混み合います。
工事費が上乗せされることはありますか?
居宅設備の都合で追加工事費が発生する場合があるほか、工事時間の指定や夜間・深夜、土日・休日の工事を希望する場合は別途加算・割増の工事費がかかると案内されています。

まとめ

楽天ひかりの移転工事費は、同エリア内なら屋内配線ありで11,000円・なしで9,900円・派遣工事なしで3,300円、東西をまたぐ場合は屋内配線ありで22,000円・なしで11,660円・派遣工事なしで3,300円です。派遣工事が不要なら東西どちらでも3,300円です。引っ越し先の建物にすでに設備があるかどうかが、金額を大きく左右します。手続きはメンバーズステーションの「楽天ひかり 設置場所変更」から申請し、工事受付センターからの電話で工事日を決め、工事のあとにもう一度メンバーズステーションで契約者情報の住所を変更します。この最後の1段を忘れると、郵便物が旧住所に届き続けます。開通まで通常1か月程度で、2月から5月はさらに時間がかかると案内されているため、引っ越し先の住所が決まった時点で動くのが安全です。

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監修者 小林 充

このページの監修者

小林 充(ネット回線アドバイザー)

株式会社ClassLab. 監修者について

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