据え置きタイプからビルトインタイプまで!タイプ別の特徴や人気ランキングを紹介

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家事の負担を大幅に軽減してくれる食洗機は、購入を迷っている人も多いですよね。

食洗機は手洗いに比べて節水や時短になるだけでなく、高温で仕上げるため衛生的であったり、手荒れの心配がなかったりとメリットがたくさんあります。

この記事では食洗機のタイプや購入時にチェックすべきポイント、人気メーカーの特徴などを詳しく紹介します。

自分に合った食洗機を選ぶための参考にしてみてくださいね。

食洗機のタイプについて

食洗機には大きく分けて「据え置き型・卓上タイプ」と「ビルトインタイプ」の2つのタイプがあります。ここではそれぞれの特徴を解説するので、生活スタイルや予算に合う方を選んでくださいね。

据え置き型・卓上タイプの特徴

据え置き型や卓上型の食洗機とは、キッチンのワークトップに置くタイプの食洗機のことを指します。設置が簡単で、賃貸物件でも気軽に使うことができるのが特徴です。容量は少なめなので1人暮らしや2〜3人の世帯に向いていますが、ペースが確保できれば4〜5人向けの大型モデルもあります。

本体価格は3〜8万円程度のものが多く、本体に加えて設置のための分岐水栓金具(1万円程度)も必要になります。水道の蛇口に分岐水栓金具を取り付ければ簡単に使えるため、工事を業者に依頼しても工事費用は1万円前後と安く済むのが特徴です。

手軽に使いたい場合、分岐水栓の工事が不要なタンク式のタイプもあります。タンク式の場合は自分で給水口に水を注ぐことで使用できます。

ビルトインタイプの特徴

ビルトインタイプの食洗機とは、キッチンのシンク下やキャビネットなどに組み込んで設置するタイプの食洗機のことを指します。大容量なので4人以上の世帯でも食器が一気に片付きます。

設置のためにリフォーム工事が必要になるため、新築やリフォームを検討している場合に導入するのがおすすめです。本体価格と工事費用込みで10〜20万円程度が相場になります。海外製の大容量のものになると、30万円以上が相場になります。

食洗機を選ぶ時にチェックすること

食洗機にはさまざまな製品があるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは食洗機を選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

一度に洗える容量をチェック

それぞれの製品には何人分の食器が入るかの目安が示されています。目安の人数に加えて、どのような使い方をしたいのかも考えてみましょう。

同じ4人家族の場合でも、毎食後に使用したい場合には食器が「24点以上」入るタイプがおすすめです。まとめて一気に洗いたい場合やプライパンなどの調理器具も一緒に洗いたい場合は「40点以上」の大容量タイプが向いています。

洗浄力をチェック

洗浄力で大切になるのは「水温」と「水流」です。

水温については豚や牛の油が溶ける温度帯が40〜50度のため、それ以上の水温で洗うことで汚れをすっきりと落とすことができます。多くの食洗機では洗浄温度が60〜70度、すすぎ温度が70〜80度であるのが一般的です。

水流については、縦方向にも横方向にも水流がしっかりと回ることが重要です。洗浄ノズルの配置が工夫されていたり、高圧の水流がまんべんなく噴射されたりと、水流が複雑化する仕組みを各社で工夫しています。

扉の開き方をチェック

据え置き型・卓上タイプには「上下式」と「前開き式」があります。

上下式は上から食器を取り出せるため、スペースに余裕がない場合におすすめです。前開き式はかごを引き出して食器の出し入れができるため使いやすく、スペースに余裕がある場合におすすめです。

ビルトインタイプには「引き出し式」と「前開き式」があります。

スライドオープン式はいわゆる引き出し型のタイプで、日本のメーカーのものの多くはこのタイプを採用しています。下段や奥に入れた食器が取り出しにくい構造ではありますが、食器の出し入れの際にかがむ必要がないため腰に負担がかからないのが特徴です。

フロントオープン式はドアを手前に引いてかご部分を引き出す形で、海外のメーカーに多いタイプです。大容量で上段・下段問わず出し入れしやすいですが、下段はかがまないと出し入れできないため、腰に負担がかかりやすくなります。

乾燥機能など機能の充実度をチェック

乾燥機能には「ヒーター乾燥」と「送風乾燥」の2種類があります。ヒーター乾燥の場合は高温ヒーターで乾燥させるため、水滴の残りや残菜のにおい移りなどが気になりにくいのが特徴です。送風乾燥はヒーターを使わないため乾燥力は劣りますが、電気代を抑えることができます。

その他にも除菌機能があるものや騒音レベルを抑えたものなどさまざまな機能を搭載したものがあるので、必要に応じて選んでみてください。

食洗機購入前に必要なこと

食洗機を購入する際には、事前に確認すべきことや準備すべきことがあります。ぜひチェックしておいてください。

設置場所の確保

据え置き型・卓上タイプの場合は、キッチンのワークトップに設置場所を確保しましょう。扉の開閉が上下式の場合は上に吊戸棚があると取り出しにくいため、高さを確認しておくことが大切です。

どうしてもワークトップにスペースが確保できない場合は、専用の置き台を使用したりワークトップの横に同じ高さのワゴンを設置したりする方法もあります。

ビルトインタイプの場合は、新築やリフォームの場合には心配ないのですが、後付け工事をする場合はシンク下かシンク横のスペースが必要になります。収納として使っていた場所が食洗機になるため、新たな収納スペースを確保しておきましょう。

分岐水栓の準備

据え置き型・卓上タイプの食洗機の場合、キッチンの水道の蛇口に分岐水栓金具を取り付ける必要があります。

蛇口のタイプによって適切な金具が異なるため、事前に確認が必要です。水栓に合った分岐水栓金具を検索できるサイトもあるため、自宅の水栓の品番がわかる場合には利用してみてください。

賃貸の場合は貸借契約の条件も確認しておきましょう。また、現状復帰のため元の蛇口は必ず保管しておいてください。

据え置きタイプの人気ランキング

ここでは据え置きタイプで人気のメーカーについて、それぞれの特徴を紹介します。自分に合ったものを選ぶための参考にしてみてくださいね。

Panasonic

Panasonicは多機能で豊富なラインナップを取り揃えているのが特徴的なメーカーです。洗浄力が高く静音性にも優れており、独自のイオンであるナノイーを搭載したモデルは食洗機内の除菌や消臭もできます。

据え置きタイプの食洗機はキッチンでの存在感が大きくなりがちですが、Panasonicの製品はデザイン性にも優れており、すっきりとした見た目なのも嬉しいポイントです。

Siroca

Sirocaの食洗機は分岐水栓とタンク式の2WAYとして使用できます。タンク式であれば工事不要ですぐに使用でき、やはり分岐水栓で使いたいと思えば後から変更することも可能になります。

UV除菌搭載のタイプがあることもSirocaの大きな特徴で、スマートフォンケースや哺乳瓶などの除菌もできるのが魅力です。

AINX

AINXの最大の特徴は、消費電力が少なく電気代を抑えることができる点です。省エネだからといって性能が劣ることはなく、洗浄力や乾燥力も十分あります。

また庫内が広いのもポイントで、同程度のサイズの他メーカーと比べると収容量が多く、食器の出し入れも楽にできます。

MAXZEN

MAXZENの食洗機は分岐水栓とタンク式の2WAYとして使用でき、タンク式で使う際に給水口が下についているのが大きな特徴です。

タンク式の給水口は本体の上部にあるのが一般的ですが、MAXZENの場合は本体の下部にあり注ぎ口が広いため、給水のストレスが大きく軽減されます。

ビルトインタイプの食洗機人気ランキング

ここではビルトインタイプで人気のメーカーについて、それぞれの特徴を紹介します。自分に合ったものを選ぶための参考にしてみてくださいね。

Panasonic

Panasonicはラインナップが豊富で機能が充実しており、国内のビルトイン食洗機の最大手メーカーです。3Dプラネットアーム洗浄やバイオパワー除菌といった洗浄面での性能が優秀で、汚れ落ちも抜群です。

Panasonic製品の特徴であるエコナビも多くの製品に搭載されており、節電コースなどと併せて節電や節水の効果がかなり期待できます。

リンナイ

リンナイには前開き式のビルトイン食洗機があるのが大きな特徴です。日本のメーカーで前開き式を採用しているのはリンナイのみのため、海外メーカー製のような前開き式を選びたい人に人気があります。

もちろん引き出し式のラインナップも豊富にあります。除菌スチーム洗浄で除菌ができたり、重曹を使って洗浄できる重曹コースがあったりと、機能が充実しているのが魅力です。

三菱

三菱は除菌洗浄と除菌乾燥のダブル除菌が特徴で、食器の汚れをしっかり落として衛生的に保ってくれます。一部の製品にはドアにタッチセンサーが付いており、ドアが自動でゆっくり引き出されます。

低騒音設計で静音性にも優れており、他メーカーと比べても振動や運転音はかなり抑えられているのも大きな特徴です。

食洗機の人気ランキングについてまとめ

この記事では食洗機のタイプや購入時にチェックすべきポイント、人気メーカーの特徴などを紹介しました。

食洗機を導入すると、毎日の洗い物が劇的に楽になります。お住まいの環境や家族の状況に応じて、自分に合った食洗機を選んでみてくださいね。

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