ここでは、月額料金が安い格安SIMと料金プランを安く契約する方法を紹介します。格安SIMはキャリアに比べて月額料金が安いのが特徴で、キャリアから格安SIMに乗り換えることで月額料金を抑えることが可能です。また、格安SIMの中でも月額料金をさらに安く抑えることができるものもあります。格安SIMの最適な料金プランを賢く使って、格安SIMをお得に利用しましょう。
月額料金が安いプランの格安SIM
ここでは、特に月額料金が安いプランの格安SIMを紹介します。キャリアから格安SIMに乗り換えるメリットとして、月額料金の安さがあります。キャリアと比較すると格安SIMは1/2から1/3の月額料金で利用できるので、ここで安いプランを探すことでお得に格安SIMを運用することが可能です。
楽天モバイル
楽天モバイルは、ワンプランの料金プランを設定しています。楽天のプランRakuten UN-LIMIT Ⅶは、3GBまでが980円/月・20Gまでが1,980円/月・無制限が2,980円/月となっています。無制限で月2,980円というのは他社では見られない安さです。もっとも安くて、月に3GBまでで980円でスマートフォンを運用できるので、キャリアからの乗り換えはかなりお得になります。
もしも、それ以上の容量を使用したい場合でも1,980円、さらにそれ以上なら無制限2,980円で使用できるので、楽天モバイルは最もお得な格安SIMです。他社の格安SIMの場合は、20GBを越えると追加データ1GBあたり550円の料金がかかる場合があります。そう考えると楽天モバイルは、20GBを超えていくら使用しても無制限2,980円で使用できるので、月額料金が圧倒的に安いです。
この料金は、楽天モバイルの通信エリア内に限られますが、申し込み前にしっかり通信エリアを調べて申し込めば問題ありません。無制限の場合の楽天エリア外のパートナーエリアは、5GB超過後は最大1Mbpsで使い放題になります。1Mbpsは、通常の速度に比べたら遅いですが、簡単な動画やメール・インターネットは問題なくできる速度です。楽天モバイルの基地局もどんどん増えているので、今後は楽天エリア外での通信も少なくなるでしょう。
リンクスメイト
リンクスメイトは、ゲームに特化した格安SIMです。月額料金は、165円(データ容量100MB)から49,500円(データ容量1TB)まであります。「カウントフリーオプション」(月額550円)は、対象のゲームやコンテンツ、SNSの通信カウントが90%以上オフになるプランです。また、データ通信容量が無くなって低速データ通信状態になっても、対象の通信は高速のまま利用できます。
対象のゲームの例としては、人気ゲームの「ウマ娘」やDMM Gamesの一部ゲームなどで、対象ゲーム・コンテンツは増え続けています。このオプションを使用してゲームをプレイすると、月に20GBほど節約できる場合もありお得です。そのため、ゲーム好きは、ぜひチェックしておきたい格安SIMになります。キャリアでゲームや動画視聴でデータを多く使いすぎていた人は、リンクスメイトで月額料金を節約しながらゲームしてみるのもおすすめです。
LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクが運営する格安SIMです。LINEMOのプランは二種類で、3GB容量で月額900円の「ミニプラン」と20GB容量で月額2,480円の「スマホプラン」があります。データ超過後の通信速度は、ミニプランが300Kbpsでスマホプランが1Mbpsです。スマホプランの場合は、データ超過後も不満なく通常の通信ができるでしょう(ゲームや高画質動画視聴をのぞく）。
スマホプランの月20GBの容量があれば、通常のネットやメールの他にも動画の視聴やゲームもすることができます。ミニプランであっても、通常のネットとメールに加えてSNSなどで運用するには十分な容量です。回線もソフトバンク回線を使用しているので、安心感もあり月額費用の安さも合わせておすすめの格安SIMです。LINEMOやその他の格安SIMは、デザリングでPCやアマゾンFireスティックなどの外部機器に接続することもできます。
イオンモバイル
イオンモバイルは、auとドコモ回線を使用した格安SIMです。プランは、二つあり「さいてきプラン」と「さいてきプランMORI MORI」があります。容量と月額料金は、「さいきてプラン」が3GB/980円と「さいてきプランMORI MORI」が20GB/1,780円です。「さいてきプラン」は、毎月のデータ通信容量が1GB単位で選ぶことができ、「さいてきプラン MORIMORI」は、10GB単位で選ぶことができます。
「さいてきプラン」は、0.5GB(730円/月額)から10GB(1,680円/月額)までを選択可能です。「さいてきプラン MORI MORI」は、20GB(1,780円/月額)から10GB単位で50GB(4,780円/月額)までのデータ通信容量を選べます。イオンモバイルは、毎月20GBのデータ通信容量で月額料金が1,780円とかなり安い価格になっているのでかなりお得。これなら、月額料金を抑えながら使用する格安SIMにぴったりのプランです。また、普段メールやSNSを少し見る程度なら月額料金を千円以内に抑えられるので、キャリアからの乗り換えでかなり得になります。
NUROモバイル
NUROモバイルは、ドコモ/au/ソフトバンク回線を使用したソニーネットワークコミュニケーションズが運営する格安SIMです。毎月の月額料金プランは,3GB/792円から20GB/2699円までを選択できます。バリュープラスプランは、毎月の月額料金を安くしたい人に最適のプランで、3GB (792円/月) から10GB(1,485円)までのデータ通信容量を選べます。5GBでも月額料金が990円なので、他社と比較しても安い月額料金でスマートフォンを使用可能です。
またNUROモバイルは、継続して利用すると三ヶ月ごとに追加容量を受け取ることができます。受け取ったデータは、繰り越して翌々月まで利用可能です。
格安SIMで月額料金を節約するコツ
ここでは、格安SIMで月額料金を節約するコツを紹介します。格安SIMは、キャリアから乗り換えると大幅に月額料金を節約してお得に利用可能です。その他にも、月額料金を格安SIMで節約するコツがいろいろあります。もともと、格安SIMは端末料金も節約することができるので、その節約効果はとても高いです。
スマホを変えずにそのまま使う
スマートフォンを変えずに今のままの端末で格安SIMを使用することにより、月額料金を節約することができます。格安SIMと契約し届いたSIMカードを挿入して設定さえすれば、すぐに使用することができるので便利です。キャリアで使用していたiPhoneは、ほとんどの格安SIMに対応しています。
人気のスマートフォンは、iPhoneやアンドロイドのGalaxyなどですが、格安SIMで問題なく動作します。現在のスマートフォンは高性能なので、安価なアンドロイド製であっても数年は問題なく使えるのでコストパフォーマンが高いです。一方、AppleやGoogle,Sumsungなどのブランドは人気も高く、こちらも長く愛用できるスマートフォンです。
◆iPhoneをお使いの方におすすめの格安SIMは、こちらの記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
必要最低限のプランを契約
必要最低限のプランを契約することで、月額料金を節約することができます。キャリアからの乗り換えで、毎月のデータ容量をあまり使用しない人は、3GBや5GBのプランを選択すれば十分です。キャリアのデータプランは使用した分だけ月額料金がかかるのに対して、多くの格安SIMは3GBから20GBまでのデータ通信容量を選ぶので月額料金を把握しやすいです。
楽天モバイルの場合は、ワンプランで使用した分だけ月額料金がかかるのでキャリアを使用していた人にも分かりやすくなっています。楽天モバイルは、自社の通信網を使用することによりデータ通信無制限でも2千円代という格安の月額料金を実現しています。
通話はかけ放題プランかアプリで
通話をかけ放題プランにするか専用のアプリを利用することで、月額料金を節約することができます。かけ放題は月に1,000円前後の料金を払い、通話がし放題になるプランで頻繁に通話する人にはおすすめのプランです。普段あまりネットはしないけど電話は頻繁にするという人は、かけ放題プランがおすすめ。かけ放題プランと通信量を合わせても月に2000円以内に収まるので、キャリアの1/3から1/4くらいの価格になる人もいるはずです。
また楽天モバイルの場合は、専用のアプリをインストールすることで楽天モバイルアプリ同士の通話が無料になります。楽天モバイルは、月々のデータ容量が無制限で使用でき、かつ楽天モバイルアプリを最大限利用するともっともお得になる格安SIMです。
◆通話し放題のプランがあるおすすめ格安SIMは、こちらの記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
格安SIMの月額料金を安くする契約方法
ここでは、格安SIMの月額料金を安くする契約方法を紹介します。もともと、キャリアに比べて格安SIMは月額料金が安く設定されていますが、よりお得になる方法も。キャリアの価格から月額料金を1/2から1/3にすれば、お財布にも優しくなるのでおすすめです。
キャンペーンを利用する
キャンペーンを利用することで、格安SIMの月額料金を安くすることができます。格安SIMは、各社とも期間ごとに様々なキャンペーンを展開しています。代表的なものは、キャッシュバックや端末の割引です。端末の割引は、驚くほどの低価格で販売されることもあるので、日頃から格安SIMをチェックすることをおすすめします。
他には、一年間基本プラン料金を割り引くサービスもあり、月額料金を節約できるので利用したいもの。楽天モバイルでは、対象のiPhoneと楽天モバイルのプランに加入することで、ポイント還元を行うキャンペーンもやっています。iPhoneと楽天モバイルの相性はとても良いので、こちらも注目のキャンペーンです。キャンペーン情報は、格安SIMのメーカーサイトで常に更新されているので、チェックすることをおすすめします！
プランをよく検討する
月額料金を安くするには、プランをよく検討することです。格安SIMは、シンプルなプランになっていて、かつ低容量のデータ通信プランを選択可能です。そのため、よく検討してプランを選択することで月額料金を安くすることができます。楽天モバイルは、使った分だけ月額料金を支払う仕組みで、無制限プランも用意されています。
料金も無制限で3,000円以内と格安SIMの中でも最も安く、かつ3GBまでなら980円の月額料金です。家族で格安SIMを契約したい場合は、家族向けのプランが用意されています。各社それぞれの格安SIMの特色があり、低容量・低料金から選べるものも。そのため、自分の普段の使用容量を考えたプランを選択することで月額料金を大幅に抑えることができます。
格安SIMの中には、1GB以下の容量を選べる会社や20GB以上の容量を選択できる会社など様々。そのため、格安SIMを選ぶときは数社のプランを比較検討してから契約することをおすすめします。
割引サービスを使う
格安SIMの中には、割引サービスを利用できるものもあります。この割引サービスを利用することで月額料金を安くすることが可能です。割引サービスは新規加入などで行われている場合もあります。また、家族で格安SIMを契約することにより割引サービスを受けることもできます。割引サービスを使ってお得に格安SIMを運用しましょう。
月額料金が安い格安simまとめ
ここまで、格安SIMの月額料金を安くする方法を紹介してきました。結論としては、楽天モバイルがもっともバランスのとれたお得な格安SIMと言えます。理由は、低容量からデータ無制限までのデータ通信を月額料金の負担が少なく、かつ楽天モバイルアプリで無料通話を利用できるからです。楽天モバイルは、ドコモ/au/ソフトバンクに続いて第四のキャリアになったことで、利用者も急増。そのため、楽天モバイル同士なら楽天モバイルアプリを使って無料で通話できる利点を最大限活用できます。
その他の方法は、格安SIMの必要最低限プランを選択することです。格安SIMを利用する人は、通常あまりデータ容量を使わない人なので、格安SIMのメリットを活かせます。月々の通信量の上限を1GBや3GBで契約すれば、月額料金を大幅に抑えることが可能です。格安SIMのキャンペーンを利用するのも、月額料金を安くする優れた方法。半年や年に一度の破格の値段で端末を購入できたり、月々の料金を1年間割引してくれるキャンペーンもあります。
キャリアで使用していたiPhoneなどのスマートフォンを格安SIMで運用するのも、月額料金を安くする一つの方法です。これなら、使い慣れたiPhoneを格安SIMで運用でき不満も少ないでしょう。キャリアから格安SIMに変更しても、速度的には不満はなく快適に使えるのも嬉しいポイントです。特に楽天モバイルは、第四のキャリアとなり基地局もどんどん増えて楽天モバイルエリアも拡大しています。今のうちに楽天モバイルに加入しておくのも一つの手でしょう。楽天モバイルは、楽天経済圏の一つとしてポイント加算などもあるので、楽天ユーザーはお得に使用できるのも利点の一つです。
格安SIMは、通信プランとセットで端末を購入してもお得にスマートフォンを運用できます。選べるスマートフォンは国産・海外問わず信頼のおけるメーカーばかりなので、安心して購入することができます。端末価格が安いことも格安SIMのメリットです。最近では、キャリアでも中華系のスマートフォンを扱っているところもありますが、驚くほどの高性能です。格安SIMでもそれらのメーカーが選べるなら、選ばない手はありません。iPhoneなどの人気機種ももちろんいいですが、コスパの高い機種を格安SIMで使用するのが最もメリットが高いです。ぜひ、今回紹介した方法で格安SIMの月額料金を抑えてスマートフォンを使用してみて下さい。
