エアコンは風向きが重要!暖房・冷房別に左右上下のおすすめを解説

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エアコンは風向きが重要!暖房・冷房別に左右上下のおすすめを解説

エアコンの電気代や省エネ性が気になっていませんか?しかし、省エネ性の高い新しいエアコンを買うのもハードルが高いですよね。

それなら今使っているエアコンのままもっと効率の良い使い方をするのがおすすめです。

今回は意外に重要なエアコンの「風向き」を中心にエアコンの効率的な使い方を紹介します。

暖房や冷房など運転モードに合わせて解説するので、上手な使い方を簡単に取り入れられますよ。

記事を参考にしながらエアコンの上手な使い方を取り入れてみてください。

この記事でわかること

  • 空気の特性を理解してエアコンの風向きを調整することで、快適な室温の維持や節約につながる
  • 冷房は上向きに、暖房は下向きに風向きを調整すると、効率的にエアコンを運転できる
  • さらにサーキュレーターを併用したり、湿度を調節したりすることも、効率的なエアコン運転に効果的

エアコンの運転は風向きで効率化!

エアコンの運転は風向きで効率化!

風向きを上手に調節しながらエアコンを運転すると効率的に冷暖房できます。

エアコンの風向きを適切に変えると空気の流れを利用して部屋全体の温度調整がしやすくなるからです。

空気は暖かい空気が上にたまり、冷たい空気が下にたまる性質があります。

そのため、空気の流れを作らないと部屋の上の方と下の方で温度差ができ、不快な温度ムラができてしまいます。

冷房時に足元ばかり冷えたり暖房時にのぼせたりする人もいるかもしれませんが、原因は室内の温度ムラです。

しかし、風向きを調節すれば空気の流れができるので温度ムラが解消され冷暖房時の悩みから解放されます

これまで風向きを意識していなかった人も風向き調節を試してみましょう。

エアコンの風向きを調節するメリット

エアコンの風向きを調節するメリット

エアコンの風向きを調節するとさまざまなメリットがあります。

メリットが分かっているとお得感と納得感を持ちながら風向きを調節できますよ

快適さとお得さがアップする嬉しい情報なので確認してみてください。

ここからはエアコンの風向きを調節するメリットを詳しく解説します。

素早く適切な温度に調節できる

エアコンの風向きを調節すると、室内の温度ムラを解消し素早く適切な温度に調整できます

暖房時には暖かくなりにくい場所に風を送り、冷房時には涼しくなりにくい場所に風を送れるようになるからです。

適切な温度調整が素早くできるようになると設定温度をむやみに上げ下げしなくても快適な室温になります。

温度ムラによるストレスもなくなるので、エアコンシーズンも気持ちよく過ごせます。

エアコンの電気代を節約できる

エアコンの風向きを調節して室内を素早く適温にできると省エネや電気代の節約にもつながります。

温度ムラがなくなり部屋全体の温度調整が十分にできれば、マイルドな設定温度でも快適に過ごせる室温になるからです。

エアコンは設定温度を1度マイルドにすると約10%の節電につながります

室温がうまく調節できないと感じたときは設定温度よりも風向きを調節してみましょう。

エアコンの風向きのおすすめ設定

エアコンの風向きのおすすめ設定

エアコンの風向きのおすすめ設定は、冷房と暖房のどちらを使用しているかによって変わります。

エアコンの運転モードに合わせた風向きに調節すると効率的に部屋を適温にできますよ

カギになるのは空気の循環です。効率的に室内の空気を対流させると温度ムラを減らして部屋全体の温度調整ができます。

空気の性質を踏まえて風向きを調節してみましょう。ここからはシーズンごとに風向きのおすすめ設定を紹介します。

冷房運転なら上向きに

冷房を使っても今一つ涼しくならない…。

涼しくならない原因は温度ムラかもしれません!

エアコンを冷房運転しているときには風向きを上向きに設定しましょう。

冷たい空気は下にたまる性質があるので、上向きに冷たい空気を送ると部屋に空気の流れができ温度ムラが減少するからです。

温度ムラが解消されれば足元以外もしっかり涼しくなるので快適さが増しますよ

風向きを上向きに調節すると体に直接風が当たって冷えすぎるのも防げるのでおすすめです。

暑い季節が近づいてきたらエアコンの風向きを上向きに変えておきましょう。

暖房運転なら下向きに

暖房運転のときはエアコンの風向きを下向きに変えましょう。

暖かい空気は上に移動する性質があるので、下向きに暖かい空気を送ると部屋の空気が対流して適温になりやすくなります。

暖房を使っていると足元が冷えたりのぼせたりすると悩む人もいるかもしれません。

しかし、風向きを下向きにしておけば足元からしっかり暖まります

足元から暖まれば設定温度を下げても快適なので、のぼせるほど設定温度を上げなくても済むようになりますよ。

風向きは水平方向に対して60度以上下向きに設定して、足元までしっかり風を送るのがおすすめです。

スイング機能の効果は?

エアコンには上下に風を送る「スイング機能」がありますが、室内の温度ムラを解消する効果はあまり高くありません。

スイング機能に頼らなくても運転モードに合わせた適切な風向きにするだけで空気の流れを作り温度ムラを減らせます

むしろスイング機能を使うとエアコンの風が体に直接あたるタイミングがあり、ストレスを感じる人もいるでしょう。

風向き調節だけでは適温にならないと感じるならサーキュレーターの導入がおすすめです。

サーキュレーターで送風すればスイング機能よりパワフルに空気を循環させられます。

エアコンの左右の風向きはどうする?

エアコンの左右の風向きはどうする?

エアコンは上下だけでなく左右にも風向きが変えられます。

上下の風向きを調節した後は左右の風向きも意識するとさらに快適にエアコンを使えますよ

左右のおすすめの風向きも運転モードによって異なります。

ここからは左右の風向きの調節の仕方から運転モードに合わせたおすすめの風向きまで詳しく解説します。

これまで左右の風向きを変えた経験がない人も風向き調節にチャレンジしてみてください。

左右の風向き調整の仕方

左右の風向き調節の方法は、エアコンの機種によって異なります。

リモコンに左右の風向きを変更するボタンがある場合はボタンを押すだけで風向きを調節できます

リモコンに左右の風向き調節のボタンがない場合の調節は手動です

エアコンの左右の風向きは吹き出し口についている羽状の「ルーバー」で調節しています。

エアコンのフロントパネルを開けたところにルーバーを動かせるツマミがあるので、ツマミを操作して風向きを変えましょう。

なおツマミより奥側に手を伸ばすと怪我や故障の原因になります。

また無理にルーバーを動かそうとすると部品が破損する可能性があるので注意が必要です。

操作方法がよく分からない場合は、取扱説明書などを参照しながら慎重に操作しましょう。

冷房なら直接体に当たらないように

冷房で運転しているときの左右の風向きは、風が直接体にあたらない風向きにしましょう

風が体にあたると体が冷えすぎてしまうからです。人がよく座っているスペースに風を送るのは避けましょう。

もっとも、おすすめ通り上向きに冷房の風を送っている場合は、あまり体に風が当たらないので心配いりません。

冷房を使っているうちに気になったら左右の風向きを調節してみれば十分です。

しかし機種によっては十分な風向き調節ができません。

上下左右の調節をしてもまだ風が気になるなら風よけカバーをエアコンに設置するのもおすすめです。

人の体に風を当てずに部屋全体を涼しくできるようになりますよ。

暖房なら人の足元に当たるように

冬は足が冷えるのが気になる。

左右の風向きを調節すれば足元も暖まりますよ

暖房を使っているときは人の足元に暖かい風が送られるように左右の風向きを調節しましょう

人間は足元が寒いと実際の気温よりも寒く感じてしまうからです。

足元が暖まって体感温度が上がれば、設定温度を変えなくてもぬくもりを感じやすいですよ。

風向きを調節して、リビングテーブルやワーキングデスクの下の方へ向けて暖かい風を送りましょう。

エアコンを効率的に使うおすすめの方法

エアコンを効率的に使うおすすめの方法

エアコンのおすすめの使い方は風向きの調節以外にも多数あります。

エアコンを上手に使えばさらに部屋が快適になり、省エネ・節約にもつながりますよ

ここからはエアコンを効率的に使えるようになるおすすめの使い方を紹介します。

自宅に取り入れられそうなものから試してみてください。

サーキュレーターを併用する

サーキュレーターを併用すると、空気を循環させて部屋を素早く適温にできます

サーキュレーターとは送風に特化した家電で、扇風機よりも効率的に空気の流れを作り出せます。

空気の対流によって温度ムラのない空気を作り出せるのが魅力です。

温度調節をしないサーキュレーターであれば電気代が安いので、エアコンと併用してもあまり費用はかかりません。

むしろサーキュレーターで冷暖房効率が上昇する分、節約につながります。

サーキュレーターは空気の循環以外にも、梅雨時に室内干しの洗濯物を乾かしたり、換気をしたりとマルチに活躍してくれます。

手元に1台置いておくと便利に使えますよ。

◆おすすめのサーキュレーターは、下記の記事で詳しく紹介しています。

◆サーキュレーターの効果的な置き方は、下記の記事を参考にしてください。

フィルターを定期的に掃除する

エアコンを効率的に使うには、エアコンフィルターの掃除も大切です。

フィルターが汚れていると冷暖房効率が下がってしまいます

またエアコンから汚れた空気が出てくるので体調を崩す原因にもなります。

結露によって水漏れする可能性もあり家を傷めかねません。

一方、2週間に1度ほどのペースでフィルターを掃除すると、消費電力を約5%削減できます。

エアコンの効きもよくなり、エアコンから出てくる空気もきれいになるので快適です。

フィルターの掃除手順は以下の通りです。

  1. エアコンのフロントパネルを開ける
  2. フィルターを取り出す
  3. フィルターを新聞紙などの上に置く
  4. 掃除機でフィルターのホコリを吸い取る
  5. 浴室などでフィルターの裏側から水をかけ水洗いする
  6. 歯ブラシなどで細かな汚れを取る
  7. タオルなどでフィルターの水分を取る
  8. フィルターを陰干しして完全に乾かす
  9. フィルターをエアコンに戻す
  10. 最後に30分~1時間ほど送風運転をする

手順が多いので複雑に感じるかもしれませんが、難しい作業はありません。

快適さと節約のためにもエアコンフィルターは定期的に掃除しましょう。

室外機を定期的に掃除する

エアコンを効率的に使うためには室外機の掃除も重要です。

室外機を汚れたままにしておくと冷暖房効率が悪くなり、エアコンがあまり効かず、電気代も余計にかかってしまいます。

また故障の原因にもなるので要注意です。

室外機を定期的に掃除すれば冷暖房効率を上げられ、室外機本体も長く使えます

室外機を掃除する手順は以下の通りです。

  1. 室外機の天板のホコリを落とす
  2. ほうきや掃除機などで正面吹き出し口のホコリを落とす
  3. 裏や側面のフィンに付着した細かい汚れを歯ブラシなどで落とす
  4. ドレンホースの中の汚れを歯ブラシなどでかきだす

室外機の掃除は簡単なものなら自分でできます。掃除の頻度は年に1、2回で十分です。

エアコンシーズンが始まる前に室外機の掃除をしておくと快適にエアコンが使えますよ。

内部の汚れを無理に落そうとすると故障の原因になるので、汚れがひどい場合にはプロの清掃業者への依頼も検討しましょう。

湿度を調整する

湿度を調整するのも効率化につながります。湿度によって体感温度が変化します。

夏は湿度を下げるとより涼しく、冬は湿度を上げるとより暖かく感じることができます。

夏はエアコンの除湿や除湿器を使って、湿度を下げましょう。

冬は加湿器で湿度を上げれば、体感温度を上げるだけでなく、風邪対策にも効果的です。

エアコンを使った湿度の調節方法には、弱冷房除湿と再熱除湿があります。

弱冷房除湿は少し温度を下げながら除湿ができるので、マイルドな冷房としてもおすすめです。

冷房を使うよりも電気代がかかりません。

再熱除湿は温度をそのままに除湿ができます。

梅雨時などのまだ気温が高くない時期に除湿をするなら再熱除湿がおすすめです。

湿度が高い日なら、むやみに設定温度を上げ下げするよりも除湿を試してみましょう。

冷房時は直射日光を防ぐ

冷房を使っている時は、窓から部屋に入ってくる直射日光を防ぐのが重要です。

部屋に直射日光が入ると、室温が上昇して冷房がききにくくなるからです。

直射日光を防ぐには以下のアイテムを設置するのがおすすめです。

  • 断熱カーテン
  • グリーンカーテン
  • すだれ

特に断熱カーテンは外の日差しをカットしながら室内の暖かさや涼しさを外に逃がさないようにしてくれるのでおすすめです。

夏はもちろん冬でも便利に使えます。

また、余裕があれば室外機に当たる直射日光を防ぐと効率的にエアコンを使えます

室外機は冷房時の熱を逃がす役割を果たしているので、室外機が日光で熱されないようにする方が効率的に熱を逃がせるからです。

室外機に日除けを設置したり植木やすだれを設けて日陰を作ると、冷房時の熱を逃がしやすくなり冷房の効きがよくなります。

日除けを設置する場所が室外機に近すぎるとかえって熱を逃がしにくくなるので、少し離れた場所に設置するのがおすすめです。

暖房時は窓の断熱性を上げる

暖房時には窓の断熱性を上げると、室内の暖かい空気が外に逃げにくくなります。

暖房の熱が一番逃げやすいのは窓などの開口部だからです。

窓などの開口部からの熱損失は約58%で、家の外に逃げていく熱の半分以上は窓などから出て行きます。

窓の断熱性を上げる主な方法は以下の通りです。

断熱方法メリットデメリット
窓に断熱シートを貼る窓にシートを貼るだけなので簡単大きな窓だと見栄えが悪い
断熱カーテンを使う設置が簡単で見栄えも悪くないカーテンを閉めないと断熱効果がない
二重窓にする断熱効果が高いリフォーム費用がやや高額

窓の断熱性を上げると暖房時だけでなく、冷房時にも役立ちます。

冷房の冷たい空気が家の外に逃げにくくなるからです。

断熱グッズの購入代やリフォーム代はかかってしまいますが、省エネ・節約につながるのでコストパフォーマンスは良いですよ。

特に二重窓は防犯性も向上するのでおすすめです。

自治体によっては断熱リフォームに補助金を出しています。

本格的な窓の断熱を検討している場合は補助金情報もチェックしましょう。

エアコンの風向きを左右上下調整して効率的に運転!

エアコンの風向きを左右上下調整して効率的に運転!

今回はエアコンの風向きについて解説してきました。

エアコンの風向きを上手に調節すると、より快適にエアコンを使えるだけでなく省エネ・節約ができます

風向きを調節するのはリモコンでも手動でもとても簡単です。

普段エアコンの風向きを意識していなかった人も、エアコンシーズンには風向きを調節してみましょう。

またエアコンの機種によっては自動で風向きを変えてくれる場合もあります。

エアコンの買い替えを検討している方は風向き調節機能にも注目してみてくださいね。

風向き調節以外にもエアコンを効率的に使う方法は複数あります

それぞれ少し手間をかけるだけでエアコンシーズンがぐんと快適・お得になりますよ。

自宅でできる方法から試しつつ、上手にエアコンシーズンを過ごしてください。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

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