タブレットが充電できない原因は?対処法や修理費用も詳しく解説

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

タブレットを使っていると、充電できないトラブルに見舞われることがあります。故障を疑って焦ってしまいますが、多くの場合、接続不良や一時的な不具合です。正しく対処すればすぐに問題なく充電できるようになります

今回の記事では、タブレットが充電できない時の原因や対処法、タブレットの寿命や修理について紹介していきます。急にタブレットにトラブルが起きた時、間違った対処をしないよう知識を持っておきましょう。

タブレットが充電できない主な原因

タブレットが充電できないとき、タブレット自身に問題がある場合や、ケーブル、繋いでいるアダプターに問題がある場合など様々なケースが考えられます。まずは原因を把握して適切な対処をしましょう。

タブレットが充電できない主な原因をピックアップしていきます。

本体・ケーブルの端子部分に汚れが付着している

タブレットが充電できない理由に、ケーブルや本体の端子部分に汚れやほこりが付着しているケースがあります。端子部分は主に、充電の時にしか利用しないため、掃除をすることもなく使い続けていることがほとんど。

しかし、意外にも端子部分には、ホコリやゴミなどの汚れが溜まりやすいのです。小さく細かい部分だからこそ気づかないうちに汚れが溜まるので、気にかけて掃除をしましょう。

ホコリや汚れが溜まると、充電できないだけでなく、最悪の場合は火災や漏電にも繋がるので要注意です。

出力の低い充電アダプターを使っている

タブレットが充電できない時、出力の低い充電アダプターを利用している可能性があります。500mAではタブレットに供給される電力が足りず、充電できないということが発生します。

タブレットを充電するには、機種によって違いはあるものの、ほとんどが10Wの充電器が必要です。そのため2Aが最低限必要となってくるので、それ以下の出力しかないアダプターだと充電できません。

できるだけ、付属品の純正充電アダプターを使用することをおすすめします。

パソコンのUSBから充電している

パソコンのUSBから充電できない場合は、パソコン側の電源出力が足りていない可能性が高いです。この場合も前項の「出力の低い充電アダプターを使っている」時と同様です。

パソコンのUSBから充電してもできない場合は、純正のACアダプターで充電できるか確認してみてください。アダプターで充電できたら、タブレットではなくパソコンが原因と判断できます。

充電器・ケーブルが壊れている

タブレットが充電できない理由として、充電器やケーブル側の故障の可能性があります。最初にしっかり充電器やケーブルが差し込んであるのかを確認してみてください。

正しく差しまれていて充電できないなら、一見わからなくても、見えない内部でケーブルが断線していることも考えられるでしょう。一度、他の充電器やケーブルに差し替えて充電をしてみてください。それで充電できたら、充電器、ケーブルの破損が原因だと特定できるでしょう。

本体の不具合・故障

タブレットの充電ができない理由で、タブレット自体の不具合や故障の可能性があります。タブレットが何らかの理由で一時的にフリーズしている時などは、充電できません。

しかし、タブレットの不具合であれば、再起動することで不具合の修正ができて充電が開始されることもあります。不具合ではなく、本体の故障で充電できない場合は修理に出すことになるでしょう。

また、OSのアップデートをしていない場合に充電できないというケースもありますので、OS状態をチェックしてみると良いですよ。

バッテリーが消耗している

バッテリーが消耗しているとタブレットが充電できない時があります。タブレットのバッテリーは、リチウムイオンバッテリーです。リチウムバッテリーの寿命は2.3年。タブレットを使用する頻度が高い場合や、使い方が雑、充電が正しい方法でされていない時などは、劣化する速度も速いでしょう。

劣化した結果、バッテリーが消耗し、充電できなくなっているのです。そのまま使い続けると、発火事故などに繋がる恐れがあるので要注意です。充電ができない、充電スピードが確実に遅くなっている場合は、バッテリーの消耗を疑いましょう。

タブレットが充電できなくなったときの対処法

タブレットがなんらかの理由で充電できない場合、最終的には故障のため修理に出す必要があります。しかし、タブレットが充電できないという状態は比較的起こりがちなトラブルです。

タブレットが充電できなくなった時にはまず、自分でできる対処をしてみて、それでもだめなら業者に修理を依頼しましょう。充電できなくなった時の自分でできる対処法をいくつか紹介します。

端子部分の汚れを掃除する

タブレットの充電端子が汚れている場合があるので、まずは端子部分をチェックしてみて、汚れやほこり、ゴミを取り除きましょう。メガネを拭く布のようなもので汚れを掻きだすように掃除をします。

つまようじや綿棒を使うと、逆に汚れを内部に押し込んでしまう恐れがあります。ピンセットなどの金属製の道具もショートさせる危険性があるのでNGです。

内部を傷つけないよう、布を細くとがらせた形にして端子の穴に差し込んで掻きだすようにしてください。以下の写真のような専門の掃除器具も販売していますので、ネットショップを探して見ると良いでしょう。

充電器を出力の高いものや純正品に交換する

タブレットが充電できない場合、一度出力の高い充電器を使って充電してみましょう。また、純正ではない充電器を使用していたのであれば、純正品に交換して試してみてください。

充電器を変えて充電できなたら本体に問題はなく、出力側の問題です。そもそも、純正ではない充電器を使用していると、本来供給すべき電圧が出力されない、出力されすぎるという危険があります。

一時的に純正ではないものを使うのはOKですが、日常的に使い続ける事はおすすめできません。

パソコンではなくコンセントから充電する

パソコンに繋いだタブレットが充電できない時、コンセントからの充電を試してみてください。本来、パソコンからの電流は少ないのです。いくつかの充電方法の中でもパソコンでの充電は、できたとしても一番時間がかかります。

パソコンで充電できない時には、コンセント充電に差し替えてみましょう。

OSのアップデートや本体の再起動をする

タブレットがなかなか充電できないとき、タブレットのOSのアップデートやタブレット本体の再起動を試してみましょう。

タブレットに不具合があると、充電できないことがあります。不具合の例は、タブレットがフリーズ状態であることやバックグラウンドで自動データ処理を行っている状態が継続されている、OSが古いなどがあります。

まず、OSが最新か確認をしてアップデートを行いましょう。その後、タブレット内のアプリをすべて終了させ、タブレット本体も終了させます。少しだけ時間をおいて本体を再起動して充電をすることで、充電ができるようになる可能性があります。

本体バッテリーを交換する

タブレットの充電ができない理由に、バッテリーの消耗があります。バッテリーの消耗は、発火の事故につながる恐れもありますので、新しいものに交換しましょう。

バッテリーの消耗は自分で判断することが難しいです。バッテリーの減少が早い、充電のスピードが遅いという現象が日常的に見られるようになったら消耗の可能性を疑いましょう。新しいものに交換する際は、データのバックアップを取ってから交換すると良いですよ。

また、自分でバッテリーを修理することは不可能です。必ずメーカーや店舗に問い合わせて相談し、修理依頼することをおすすめします。バッテリーの交換には費用がかかりますので、費用面もチェックしておきましょう。

タブレットを故障させないためには

タブレットの寿命は、バッテリーの劣化を含めて3年ほどです。2年~3年あたりでバッテリーの交換、タブレットの買い替えが必要でしょう。

できるだけ故障なく長期間使い続けたい、故障をさせたくないなら正しく丁寧に使うことがポイントです。タブレットを故障させないためには、充電やバッテリーに配慮が必要なのでポイントを解説します。

バッテリー100%の状態で充電を続けない

タブレットを充電するタイミングとして、多くの人が就寝前に行っていますよね。寝ている間に充電させて、起きたらすぐに使えるようにしたいからです。

しかし、就寝中だとバッテリーが100%まで充電されているのに、まださらに充電を続けることになってしまいます。バッテリーが100%になったら本体は充電器から外すのが故障させないポイントです。

本来なら、100%ではなく80%充電が理想でしょう。100%に近づくと、電池に負荷がかかり劣化のスピードが増します。機種によっては80%までしか充電できない設定にできるものもありますので、是非利用しましょう。

さらに良くないのは、充電しながらタブレットを使用する行為です。触っていてもわかるように、充電しながらタブレットを使用していると本体が熱くなります。高温になると負荷により、劣化の速度が速まるので注意しましょう。

バッテリー0%の状態で長期間放置しない

バッテリーが100%も良くないのですが、逆に0%の状態で長期間放置することもNGです。使わないからといって0%で放置すると劣化スピードが速まります。

そのうえ、長期間放置後に充電しようとしても、なかなかできないという現象も起きたりとトラブルの元になる可能性も出てくるでしょう。

また長期間の放置で、ホコリや汚れが端子に入り込んで稼働しない可能性もありますので、保管する場所もホコリが被らない場所などを選んでおきましょう。

タブレットを使用しない期間が続いても充電はチェックし、常に50%くらいの残量をキープするようにしてください。

タブレットを自分で修理するのはNG

タブレットに不具合が出た場合、修理に出すことが面倒、費用が掛かるなどの理由で、まず自分で直せないかと考えますよね?実際にYouTubeなどではスマホやタブレットのバッテリーの交換方法や修理の仕方などが紹介されている動画があります。

しかし、故障してしまったタブレットを自分で直すのは難しいのでやめておきましょう。電子機器なので、修理でミス、失敗があった時の発火の危険性や事故に繋がる恐れがあります。

さらに本来、電波機器には法律があり、自己修理で直したタブレットの電波は違法になることもあるのです。危険性や違法性を考えると自己修理はリスクが高い行為だと認識しておきましょう。

タブレットの保険期間をチェックして、保証があれば無料修理も可能です。しかし、自己修理の途中で自分ではどうにでもできないとわかっても、分解してしまっていると保証の対象外になるので要注意です。

費用はある程度かかりますが、業者によっては1日、2日で修理を仕上げてくれるところもあるので、安心、信頼できるプロに任せましょう。

バッテリーの寿命はどれくらい?

バッテリーの寿命は、だいたい2年から3年が目安です。使用頻度や使い方で劣化スピードは変わりますが、回数にすると500回前後の充電放電で劣化が始まります。毎日100%から0%までフル稼働すると約1年半で寿命になります。

タブレットの稼働率が高い、長時間継続して使っている、充電のしすぎ、しなさすぎ、純正充電器を使用していないなどの理由で寿命が早くなってしまいます。

遅かれ早かれ、バッテリー寿命は必ず来ますし、劣化も必ず起こります。

しかし、バッテリーの寿命は目に見えるものでもなく、判断も素人ではできません。そのため、以下のような症状がでたら、バッテリーの劣化を疑いましょう。

  • 充電のスピードが以前より格段に遅い
  • フル充電しても充電の減るスピードが早い

上記のような傾向が見えたら、バッテリーの寿命だと考えましょう。

◆タブレットを買い換えるなら、以下の記事で紹介している製品がおすすめなので参考にしてみてください。

タブレットが充電できない場合の修理費はいくら?

LANケーブルのおすすめランキング15選!ゲームやPCの接続に必須の人気商品を紹介

タブレットが充電できなくなった時、プロに修理を依頼するとして気になるのは費用ですよね。充電できなくなった理由、故障の度合い、タブレットの劣化具合、機種、メーカーや販売店などによって費用は変わります。

無料修理ができるかもしれないので、まずは保証対象になっているかの確認をしましょう。

バッテリー交換の参考費用は以下の通りです。

機種名修理価格(税込)
バッテリー交換約7,000円~15,000円
充電口(ドックコネクタ)交換約10,000円

修理時間は早くて1時間、遅くても次の日までには完了していることがほとんどです。ネットで検索しただけでも修理店はかなりの店舗数があります。

しかし、修理に出すならその後も長く使い続けたいですよね。安心して長く使うためにも、販売店や修理店は費用面だけでなく、信頼できるところを選びましょう。

まとめ

タブレットを持っている人は、ほとんどが毎日使用しているため、日々劣化が進んでいます。

もちろん正しい使い方をして丁寧に扱えば、長期間使用できますが、それでも寿命は3年程度が目安です。どんなに大切に使っても数年後には、バッテリー交換、もしくは本体ごとの交換が必要になります。

本体を買い替えるとなると費用面が懸念事項となるので、できるだけ良い状態を保てるように日々、正しい使い方をしていきましょう。

企画・制作:株式会社ClassLab.「RIRIFE編集部」

株式会社ClassLab.は新しい引越し先のライフラインお申込み手続きやインターネット回線、その他引越しの際のご面倒ごとを一括で承っている会社です。年間6万人以上のお手続きを代行、そこからニーズを汲み取り新生活者様に特化した情報を、独自の記事制作チームによって作成しております。

- 情報家電, タブレット端末, 家電
-,