栃木県足利市
水道受付センター
栃木県足利市で新生活を始めるにあたり、水道の開栓や閉栓手続きを事前に申請しておくことが重要です。この記事では足利市の水道の手続き方法・支払い手段・引っ越し後の確認事項について詳しく解説するので、新居でスムーズに水道を使うためにも理解を深めましょう。
足利市での水道手続きの概要
足利市で水道を利用するには、新居での開栓手続きと旧居での閉栓手続きが必要です。適切な手続きをおこなうことで、二重支払いによる不要な料金の発生を防ぐとともに、快適な新生活をスタートできます。
開栓手続き
新居で水道を使用するためには、開栓手続きを事前に済ませる必要があります。開栓手続きを済ませておくことで、引っ越し当日からスムーズに水道を利用できます。
手続きのタイミング
水道の開栓手続きは、遅くても引っ越し予定日の3営業日前までに完了させるのが理想です。とくに引っ越しシーズン（3月や4月）は手続きが集中するため、早めの準備が望ましいです。
必要な情報
開栓手続きをおこなうにあたって、準備しておく情報は以下のとおりです。
- 新居の住所
- 使用者の氏名
- 水道の使用開始予定日
- 連絡先電話番号
- 納入通知書等の送付先（水道を使用する住所と違う場合）
- 申し込み者の氏名・連絡先・使用者との間柄（申し込み者と使用者が違う場合）
- 自家水（井戸水など）の使用の有無
手続き方法
足利市の水道業務は、足利市上下水道が担当しています。開栓手続きは以下の方法で対応しています。
- 電話での手続き
足利市上下水道に電話をかけ、必要な情報を伝えることで手続きが完了します。- 電話番号：0284-22-7921（足利市上下水道お客様センター）
- 受付時間：平日8:30〜17:15
- インターネットでの手続き
足利市の公式サイトから、24時間オンラインで手続きをおこなうことも可能です。24時間いつでも手続きできるので、営業時間外に申請したい人にとって便利です。- 公式サイト：足利市オンライン申請システム
- FAXでの手続き
足利市上下水道宛てにFAXを送信することで、開栓手続きが完了します。ただし、記入漏れがあると申請が受け付けられないため、記載事項をよく確認することが大切です。
FAX番号：0284-43-3902 - 電子メールでの手続き
足利市上下水道では、電子メールによる開栓手続きの申請にも対応しています。ただし、記入漏れがあると申請が受け付けられないため、記載事項をよく確認することが大切です。
電子メール：ryoukin@city.ashikaga.lg.jp
閉栓手続き
旧居での水道利用を停止するためには、閉栓手続きが必要です。引っ越し前に必ず手続きを済ませ、引っ越し後に旧居で水道料金が発生するのを未然に防ぎましょう。
手続きのタイミング
閉栓手続きも、遅くても引っ越し予定日の3営業日前までにおこなうのが理想的です。早めに手続きを申請することで、二重支払いによる不要な料金発生を防げます。
必要な情報
閉栓手続きには以下の情報が必要です。
- 旧居の住所
- 使用者の氏名
- 水道の使用終了予定日
- 連絡先電話番号
- お客様番号
- 新居の住所
- 請求書の送付先
- 申し込み者の氏名・連絡先・使用者との間柄（申し込み者と使用者が違う場合）
- 自家水（井戸水など）の使用の有無
手続き方法
閉栓手続きも足利市水道部が担当しており、手続き方法は開栓手続きと同様に以下の方法でおこなっています。
- 電話での手続き
足利市上下水道に電話をかけ、閉栓手続きを申請します。支払い方法についても確認しておくのがおすすめです。 - インターネットでの手続き
足利市のオンライン申請システムから、24時間好きなタイミングで閉栓手続きを済ませられます。 - FAXでの手続き
足利市上下水道にFAXを送信することで閉栓手続きが完了します。ただし、記入漏れがあると申請が受け付けられないため、記載事項をよく確認することが大切です。 - 電子メールでの手続き
電子メールによる閉栓手続きの申請にも対応しており、空き時間を使って手軽に手続きを済ませられます。ただし、記入漏れがあると申請が受け付けられないため、記載事項をよく確認することが大切です。
足利市の水道料金について
水道料金は毎月の生活費として発生するため、料金体系を理解しておくことが大切です。ここでは、足利市の水道料金の構成や支払い方法について説明します。
水道料金の比較
引っ越し後の生活設計を立てたい人のために、以下では足利市の平均的な水道料金と全国平均・県内平均・周辺自治体との比較を解説します。
足利市の水道料金は、周辺の自治体と同程度です。ただし、県内平均や全国平均と比較すると安く、長期的な視点で見ると生活費を節約しやすい引っ越し先です。
基本料金と超過料金
基本料金
足利市の水道料金は、基本料金と超過料金の2つで構成されています。基本料金は水道メーターの口径に基づいて設定され、一般家庭用の13mmメーターを使用して水量8m3を消費した場合、月額の基本料金は616円です。
超過料金
超過料金は、実際に使用した水量に基づいて課される料金です。家庭での平均的な水道使用量は月に約20〜30m3とされ、使用量が多いほど超過料金も増加します。節水を心がけることで、料金を抑えることが可能です。
下水道料金
足利市では、上水道料金に加えて下水道料金も請求されます。下水道料金は使用した水量に基づいて計算され、上水道料金と合算して請求されます。
以下の表は口径が13mmの場合の2か月分の料金です。
| 使用水量（m3） | 水道料金（円） | 下水道料金（円） | 合計（税込） |
|---|---|---|---|
| 0～16 | 1,220 | 1,860 | 3,080 |
| 17 | 1,340 | 2,040 | 3,380 |
| 18 | 1,460 | 2,220 | 3,680 |
| 19 | 1,580 | 2,390 | 3,970 |
| 20 | 1,700 | 2,560 | 4,260 |
| 21 | 1,820 | 2,740 | 4,560 |
| 22 | 1,940 | 2,920 | 4,860 |
| 23 | 2,070 | 3,090 | 5,160 |
| 24 | 2,200 | 3,260 | 5,460 |
| 25 | 2,320 | 3,440 | 5,760 |
| 26 | 2,440 | 3,620 | 6,060 |
| 27 | 2,560 | 3,800 | 6,360 |
| 28 | 2,680 | 3,980 | 6,660 |
| 29 | 2,800 | 4,150 | 6,950 |
| 30 | 2,920 | 4,320 | 7,240 |
| 31 | 3,040 | 4,500 | 7,540 |
| 32 | 3,160 | 4,680 | 7,840 |
| 33 | 3,280 | 4,850 | 8,130 |
| 34 | 3,400 | 5,020 | 8,420 |
| 35 | 3,520 | 5,200 | 8,720 |
| 36 | 3,640 | 5,380 | 9,020 |
| 37 | 3,760 | 5,560 | 9,320 |
| 38 | 3,880 | 5,740 | 9,620 |
| 39 | 4,000 | 5,910 | 9,910 |
| 40 | 4,120 | 6,080 | 10,200 |
支払い方法
足利市の水道料金の支払い方法は、以下の3種類です。生活スタイルに合わせた方法を選び、毎月の支払いを確実におこないましょう。
- 口座振替
銀行口座から自動的に水道料金が引き落とされるため、支払い忘れを防止したい場合に最適です。口座振替の申し込みは金融機関や足利市上下水道お客様センター（栃木県足利庁舎1階）でおこなっており、お客さま番号が分かるもの・通帳・お届け印が必要です。 - 納入通知書支払い
水道料金の納入通知書を持参することで、市内の金融機関・各公民館（織姫・助戸公民館を除く）・足利市上下水道お客様センター窓口（栃木県足利庁舎1階）・コンビニエンスストア・MMK設置店にて支払いが可能です。現金払いに対応しているため、現金での決済を希望する人におすすめです。 - スマートフォンアプリ決済
納入通知書に記載されたバーコードをスマートフォンアプリでスキャンし、キャッシュレスで支払う方法です。PayPay・au Pay・J-Coin・d払い・FamiPay・楽天ペイに対応しており、1度の支払いが30万円以内（Fami Payは10万円）であることが利用の条件です。
引っ越し後の確認事項と注意点
水道の開栓確認
引っ越し後は、新居で水道が正常に使用できるか確認することが重要です。開栓手続きを済ませていても、実際に水が出るか・水圧が適切かを確認しましょう。
長期間使用されていなかった物件では最初に出る水が濁っていることもあるため、しばらく水を流してから使用するのがおすすめです。もし水が出ない・水圧が低い・水漏れが発生している場合は、すみやかに足利市上下水道に連絡して対応を依頼しましょう。
最終検針と閉栓手続きの確認
旧居での水道利用停止に伴い、最終検針がおこなわれます。検針結果に基づいて最終的な使用量が確定し、最後の水道料金が請求されます。請求書が届いたらすみやかに支払いを済ませましょう。
また、閉栓手続きが完了していない場合は引っ越し後も旧居で水道料金が発生し続けるため、必ず閉栓手続きが完了しているか確認しましょう。
支払いの確認と未払いに注意
水道料金の支払いが遅れると、督促状が届くのはもちろん、遅延によって水道供給が停止されるリスクもあります。引っ越し後の新生活で支払いを忘れがちになるため、口座振替などの自動支払い設定を利用して支払い忘れ防止を強化しましょう。
水道設備の点検とトラブル対策
新居で水道を使用する際には、水道設備が正常に機能しているか確認することも大切です。とくに古い物件や長期間使用されていなかった物件では、以下の点に注意しましょう。
- 蛇口や配管の水漏れがないか確認
- 水圧の確認：シャワーや蛇口から水が適切に出るか確認
- 排水口の詰まりがないか確認し、キッチンや浴室の排水がスムーズに流れるかをチェック
もし問題が見つかった場合には、早めに管理会社や足利市上下水道に連絡して対応を依頼するのがおすすめです。
冬季の凍結対策
足利市では冬季に気温が下がることがあり、水道管が凍結するリスクが高まります。水道管が凍結すると破裂する危険があるため、以下の対策を講じておくのがおすすめです。
凍結を防ぐための対策
- 断熱材を巻く：屋外に露出している水道管には断熱材を巻き、凍結を防ぎます。
- 少量の水を流し続ける：寒い夜には少量の水を流し続けることで、凍結防止に効果的です。
- 水抜き栓の利用：長期間家を空ける場合は、水道管内の水を抜いておくことで凍結のリスクを減らせます。
急激に温めると破裂のリスクがあるため、万が一水道管が凍結してしまった場合は温かいタオルやぬるま湯で少しずつ解凍してください。自力での対応が難しい場合は、専門業者や足利市上下水道に連絡して対応を依頼しましょう。
よくある質問（FAQ）
- 水道手続きはいつまでに済ませればよいですか？
-
水道の開栓・閉栓手続きは、遅くても引っ越し予定日の3営業日前までに申請するのが理想です。とくに引っ越しシーズン（3月や4月）は手続きが集中するため、早めに準備することをおすすめします。
- 支払い方法を途中で変更することは可能ですか？
-
支払い方法の変更は可能です。もし支払い方法の変更を希望する場合には、足利市上下水道に連絡して手続きをおこないましょう。
- 開栓手続きを忘れてしまった場合、水道はどうなりますか？
-
開栓手続きを忘れてしまうと、引っ越し当日に水道が使用できない可能性があります。その場合は、できるだけ早く水道が使えるようにするためにも、足利市上下水道に連絡して手続きを進めてください。
- 水道料金が急に高くなった場合、どうすればよいですか？
-
水道料金が急に高くなった場合、まず自宅内で水漏れが発生していないか確認しましょう。とくにトイレや蛇口で水が流れ続けている場合、料金が急増することがあります。異常が見当たらない場合は、足利市上下水道に連絡して調査を依頼するのが安心です。
- 水道管が凍結してしまった場合、どうすればよいですか？
-
急激に温めると破裂のリスクがあるため、温かいタオルやぬるま湯を使ってゆっくりと解凍してください。自力で解決が難しい場合は、専門業者や足利市上下水道に相談して対応を依頼しましょう。
まとめ
栃木県足利市への引っ越しに伴う水道手続きは、新生活をスムーズに始めるための重要な準備です。
水道の開栓・閉栓手続きを適切なタイミングでおこなうことで、引っ越し後のトラブルを防ぎながら快適な新生活をスタートできます。とくに引っ越しシーズンには手続きが混雑することもあるため、早めに足利市上下水道に連絡して準備を進めることが大切です。
また、口座振替などの便利な支払い方法を設定することで、支払い忘れを未然に防げます。冬季には水道管の凍結対策も講じて、安全な新生活への準備を整えましょう。